悲しいときに考えると楽になる話
悲しい。
レイラの携帯が止まって一ヶ月になる。
こうなると僕から連絡は取れない。
元はといえばバンド関連のものと、車を買ったためにできた借金のせい。
とはいえ「私と音楽どっちが大切?」なんてことは聞きたくない。
うっかり嘘でも「お前だよ。もう二度と音楽聴いたり、バンドしたりしないから」なんて言われたらきっと僕は彼を嫌いになる。
趣味もなく毎日を無気力に死だけを見ているような人間などに僕は何の興味も無い。
借金にまみれながらもメイクをして、「友達と練習してくる!」ってぷつり連絡取れなくなるような彼を愛してる。
それでも辛い時、自分より辛い人を思い出すことにしている。
それは昔の彼氏のこと。
人間は自分より辛い人を見ると安心するらしいのでちょっとおすそわけ。
彼の元カノは凄く可愛い人で、けっこう長いこと付き合ってたんだそうな
でもある日トラックにはねられて死んだんだそうな
いくら運転手を憎んで殴っても、彼女は戻ってこない。
自分の首を刺しても死にきれず。
バイク事故で鼻と耳の軟骨を失い、身体中に傷を負い、怖い姿となり
友達に空き巣に入られ
それでも彼は生きてる。
今日も明日も。
でも彼のエピソードはどこまで本当かわからないけどね。
鼻がないのも耳の形が変なのも首の傷跡も誰かにボコられたのかもしんないし。
でもまぁその姿でも生きていられるんだと思えば少しは元気も出る・・・気もする?
その姿を愛した人が世の中には居る(たとえば僕とか)と思えば、愛を信じてみたくもなる?
・・・微妙だなぁ
レイラの携帯が止まって一ヶ月になる。
こうなると僕から連絡は取れない。
元はといえばバンド関連のものと、車を買ったためにできた借金のせい。
とはいえ「私と音楽どっちが大切?」なんてことは聞きたくない。
うっかり嘘でも「お前だよ。もう二度と音楽聴いたり、バンドしたりしないから」なんて言われたらきっと僕は彼を嫌いになる。
趣味もなく毎日を無気力に死だけを見ているような人間などに僕は何の興味も無い。
借金にまみれながらもメイクをして、「友達と練習してくる!」ってぷつり連絡取れなくなるような彼を愛してる。
それでも辛い時、自分より辛い人を思い出すことにしている。
それは昔の彼氏のこと。
人間は自分より辛い人を見ると安心するらしいのでちょっとおすそわけ。
彼の元カノは凄く可愛い人で、けっこう長いこと付き合ってたんだそうな
でもある日トラックにはねられて死んだんだそうな
いくら運転手を憎んで殴っても、彼女は戻ってこない。
自分の首を刺しても死にきれず。
バイク事故で鼻と耳の軟骨を失い、身体中に傷を負い、怖い姿となり
友達に空き巣に入られ
それでも彼は生きてる。
今日も明日も。
でも彼のエピソードはどこまで本当かわからないけどね。
鼻がないのも耳の形が変なのも首の傷跡も誰かにボコられたのかもしんないし。
でもまぁその姿でも生きていられるんだと思えば少しは元気も出る・・・気もする?
その姿を愛した人が世の中には居る(たとえば僕とか)と思えば、愛を信じてみたくもなる?
・・・微妙だなぁ
シャツに悩まされる
自分が着るためだけに、シャツを一枚プリントしている。と男友達のレイラさんに言った。
「ふぅん、オイラのは?」
なんでおまえのまで作らなきゃいけないんだ?と一瞬思ったけど
「100均のシャツでいいんなら?」と
「ちょうどワイシャツ無かったんだよ。じゃぁLLで、二週間後までに」
「いや、無理言うなよ」
二週間というのは冗談らしいが、とりあえず作ることになった。
しかし自分一人が着るために作るのと他人のために作るのとでは根本的に違う。
「自己が納得行くまでやるのが芸術、クライアントを納得させるのがデザイン」と捉えるのなら大枠で違うことになる。
まず何か資料的なものはないかなと市立図書館に行った。
何か、面白いもの。と思ったが僕が欲しい本は全て“泉野図書館”で、“玉川図書館”にはないらしい。
じゃぁ何か宗教本でも、と思った僕の目に入ったのは
「はじめての写経」
・・・なにかが違う。
結局何も収穫はなしで家に帰ることになった。パソコンに向かい、何かないか考える。
一案作った。

その直後、レイラから電話がかかってきた。
あまりにもタイミングがいいので驚いた。
「ちょうどよかった。こないだのシャツなんだけど」
「うんうん」
「いまいちグッとくる名言とか無かったから、ちょうど僕あてに届いたメールを打ち込んでみたよ」
「え」
「なんか“バイ×グラでクールなラヴァーをフィールしようよ!ネットが最安値!”的な内容なんだけど」
「いやーだー」
「なんでさ、一応バツ書いてバイ×グラとは読めなくしてあるよ」
「それって外人が変な日本語のシャツ着てるのと同じじゃん。いやーだー」
・・・結局ラフを郵送するからそれを元に作れだそうな。
・・・ちぇっ
「ふぅん、オイラのは?」
なんでおまえのまで作らなきゃいけないんだ?と一瞬思ったけど
「100均のシャツでいいんなら?」と
「ちょうどワイシャツ無かったんだよ。じゃぁLLで、二週間後までに」
「いや、無理言うなよ」
二週間というのは冗談らしいが、とりあえず作ることになった。
しかし自分一人が着るために作るのと他人のために作るのとでは根本的に違う。
「自己が納得行くまでやるのが芸術、クライアントを納得させるのがデザイン」と捉えるのなら大枠で違うことになる。
まず何か資料的なものはないかなと市立図書館に行った。
何か、面白いもの。と思ったが僕が欲しい本は全て“泉野図書館”で、“玉川図書館”にはないらしい。
じゃぁ何か宗教本でも、と思った僕の目に入ったのは
「はじめての写経」
・・・なにかが違う。
結局何も収穫はなしで家に帰ることになった。パソコンに向かい、何かないか考える。
一案作った。

その直後、レイラから電話がかかってきた。
あまりにもタイミングがいいので驚いた。
「ちょうどよかった。こないだのシャツなんだけど」
「うんうん」
「いまいちグッとくる名言とか無かったから、ちょうど僕あてに届いたメールを打ち込んでみたよ」
「え」
「なんか“バイ×グラでクールなラヴァーをフィールしようよ!ネットが最安値!”的な内容なんだけど」
「いやーだー」
「なんでさ、一応バツ書いてバイ×グラとは読めなくしてあるよ」
「それって外人が変な日本語のシャツ着てるのと同じじゃん。いやーだー」
・・・結局ラフを郵送するからそれを元に作れだそうな。
・・・ちぇっ
夢を語る唇
大好きな友達、レイラと電話をした。
「僕たちが結婚したらどんなだろうか」って
普通の結婚式じゃ記憶にも記念にも残らないだろう。
「レイラのウェディングドレス姿は綺麗だろうなぁ」と僕
「じゃぁ俺黒着るから、お前赤な」とレイラ
「キャンドルサービスはなんか剣みたいなやつで、ずっとなんかゴシックぽい曲流れてて」
「神父さんは魔女で」
「俺は式のあいだじゅうずっとなんか変な予言を呟き続けてて」
「ケーキの上では十字架に誰かはりつけになってて」
「思い出映像では“私はかつて人形でした。しかし血によって生命を与えられ・・・”っていういまいちわけわかんない映像流れてて」
ぽんぽんとイメージの出てくるレイラ。
いまいちイメージ力の貧困な僕はどうしてもイマイチで・・・惜しいね。
「ブーケなんてやめてニワトリの頭で」というレイラ。
実際にそんな結婚式したいなぁ。
誰よりも幸せになりたいなぁ・・・
「僕たちが結婚したらどんなだろうか」って
普通の結婚式じゃ記憶にも記念にも残らないだろう。
「レイラのウェディングドレス姿は綺麗だろうなぁ」と僕
「じゃぁ俺黒着るから、お前赤な」とレイラ
「キャンドルサービスはなんか剣みたいなやつで、ずっとなんかゴシックぽい曲流れてて」
「神父さんは魔女で」
「俺は式のあいだじゅうずっとなんか変な予言を呟き続けてて」
「ケーキの上では十字架に誰かはりつけになってて」
「思い出映像では“私はかつて人形でした。しかし血によって生命を与えられ・・・”っていういまいちわけわかんない映像流れてて」
ぽんぽんとイメージの出てくるレイラ。
いまいちイメージ力の貧困な僕はどうしてもイマイチで・・・惜しいね。
「ブーケなんてやめてニワトリの頭で」というレイラ。
実際にそんな結婚式したいなぁ。
誰よりも幸せになりたいなぁ・・・
