今日こそは、早く寝ようと
思っていたのに、
夕食の後、
かずちゃんの部屋で
宿題しつつ、うとうと…

むくっと起きて、
自分の部屋に帰り、
お風呂に入ってから、
ホテルのコインランドリーで
洗濯物を済ませ、
宿題を終えたら、
もう、こんな時間だ…

午前中の英語、
リーディングLは、
当然のことながら、
楽だった。

けれど、おじいさんが
悲しそうに
「もう、ちっとも
わからない。
諦めて、もう帰ろうかな、
って思う…」
と、私に訴えてきた。

先生も、
うまく、グループ分けして、
英語の分かる人と
そうでない人を
組み合わせて、
できる人が他の人を
面倒を見るように
している。

私は、
「やめないでください。
わからないことは、
聞いてくださって
いいですから!」
と、請け負い、
今日のグループ発表は、
私がした。

最終日には、
ひとり、あるいは
グループで、
英語でプレゼンを
することになっている。

私は、かずちゃんの
部屋で居眠りして、
ガバッと起きた時、

「私、最終日のプレゼン、
あのおじいさんとして、
助けるわ…!」

と、言った。

それが、天使たちの
希望だから。

たった一単位。

されど、一単位。

侮るなかれ。

おじいさんは、
帰りがけ、
深々と頭を下げて、

「明日もご指導、
よろしくお願いします!」

と、言っていた。

私も、覚悟、
決めました。

天使たち、
いつでも、どこでも、
ライト・ワークだね!

あなたの人生も、
ライト・ワークで、
満たされますように!

サトー・ポーラ

{9C8E3611-B1AC-4545-AEDB-09A146C3F1AF:01}