初めて若松に行ったのはまだ結婚前、夫の幼馴染の友達と一緒に鉄板を囲みました。さいたま市ではお好み焼き屋さんは見たことも行ったこともな、くとても珍しく面白く感じたものでした。夫は下町育ちなので子供のころからお好み焼き屋さんは遊び場の一つで、小学生の時から友達と何かにつけて来ていたのだそうです。
入り口を入ると真ん中の通路を挟んでお座敷が左右に並び、一つ一つのテーブルを戸板で仕切って小部屋のような心地よさを醸し出しています。メニューは昔ながらのシンプルなものだけではなく、ピザ天のようなおもしろい今風のものもあり、オーナーの知恵と工夫で長年この地で繁盛店を続けてきたのでしょう。
引越しの時は料理ができなかったので、二日連続で若松で夕ご飯を食べましたが1週間くらいなら続けられると思ったくらい美味しかったです。その後も誰か遊びに来ると気軽に行ける下町のお店としてとても貴重なありがたいお店です。