私が乳がん治療をしているという話をすると
「何で乳がんわかったの?検診?」と聞かれることが多いです
思い起こせば乳がん検診を受けたのは2011年6月(36歳)の時1回だけでした
その時は超音波検査(エコー)で、異常無しでした
2012年3月に結婚し、
2012年11月に一人目妊娠
2013年7月娘出産、母乳育児
2014年8月二人目妊娠
2015年4月息子出産、母乳育児
こんな感じでここ数年は初めての妊娠・出産・育児に奮闘しており、乳がん検診のことはあまり頭にありませんでした
とは言え、一度2014年の始め、娘が生後半年の頃に既に2年半以上受けてなかったのでそろそろ受けないと!と思い病院に検診の予約の電話をしたところ
『授乳中はわかりにくいので授乳が終わってから受けた方が良い』と言われました
長い間検診してないけど大丈夫かなぁ…という不安もありましたが、出産、授乳を経験した女性は経験してない女性より乳がんになる確率が低い…というような情報を耳にしたこともあり、それにまだ30代だしまぁ私は大丈夫だろう!と勝手に思ってました
息子が1歳の時に卒乳したので2016年3月には授乳を終えました
ちょうどその時期に父が亡くなりました
父も癌を患っていたので母が私に何度もがん検査にいくようすすめてくれていましたが、3歳と1歳の育児で毎日バタバタ…(←というのは言い訳です…検診くらい行けたはずです)
また落ち着いたら検診行こう…と引き延ばしになっていました
そして、2016年11月に自分でしこりを見つけ受診したところ、1,9㎝の乳がんがわかり、すでにリンパ節にも転移していました
その時、お医者様は
『このしこりの大きさになるまでには何年も掛かってると思います。5年前のエコーは何もなかったんですよね?』と確認されました
もしかして2011年のエコーの時にはミリ単位の乳がんがすでにあり、それが見過ごされてたのか…
それともその検査のあとにがん細胞が出来、急速に大きくなったのか…
それはわかりませんがおそらく数年前にはすでに乳がんが出来ていたのでしょう
(授乳期は母乳のかたまりのしこりが出来たりなくなったりしてたので、乳がんのしこりには気が付きませんでした)
今思うことは、もしもっと早く乳がんが見付かり、初期の段階でリンパ転移もなかったら(手術はもちろんしますが)抗がん剤治療はせずに済んだと思います。
それに今後の再発転移への不安も今より随分少なかったでしょう。
でも、考えてしまうことがあるのです
《あくまでも私個人の考えです》
もし、子供達を出産する前に乳がんが見付かっていたら、出産は出来ていません
私の乳がんはホルモン受容体陽性という、乳がんの方に最も多いタイプで、女性ホルモンががんのえさになるので、女性ホルモンの分泌を抑える治療をしています(内服です)
卵巣の動きを止める注射もしていて、排卵しないので妊娠は出来ません
私はこのホルモン治療は10年の予定です(人によってはもっと短いみたいです)
37歳で結婚した私の場合、年齢的にホルモン治療の10年が終わってからの妊娠は望めないと思います
超初期の段階で見付かったとしても、私の乳がんのタイプから再発予防のホルモン治療は必須なので、妊娠出産は考えれなかったはず…
となると愛する子供達に会えてなかったでしょう…
子供達のいない人生なんて考えられません
そう考えると、(何年も検診に行ってなかったので、わかった時には既にかなり進行してしまっており治療もフルコースで大変でしたが)、2人を出産してから乳がんに気付いてよかったのかも…と思う気持ちが強いです
《あくまでも私の思いです》
でも悔やまれるのは、2016年の3月に授乳も終えたので、その時にすぐ受診→治療していたらもう少しリンパ転移の進行が少なかったのかも…ということです
育児でバタバタしてはいましたが、検診に行く時間くらいは取れました
私のように鎖骨のリンパまでの転移は、かなり進行しているということになります
なのでやはり検診は必要だと痛感しています
皆さんも定期的に検診してくださいね!
(※補足①年齢の若い方はホルモン治療を5年または10年受けても治療終了後に妊娠出産は可能だと思います)
(※補足②乳がんがわかった時に、乳がんを患っているお乳を授乳していて子供達は大丈夫だったのか??とものすごく心配しましたが、母乳を介して子供に癌がうつることはないと医学的に証明されているそうです※)