初めて婚活パーティーに参加をした。
男女8対8。年代は20代後半から30代前半のシャンクレールのパーティー。


はじめにプロフィールカードが配られ、それに記載をしていく。
そして1人ずつとお見合い回転寿司的なことを行う。
その後、フリータイムで気になっている人と話をするスタイルだった。

フリータイムの際、気になっていた男性が来てくれた。

そして、そのままカップルとなり、お茶をし、次の約束をして帰宅。

はじめての婚活パーティーで、こんな気の合う人と出会うなんてラッキーだと思った。

しかし、、、そんなラッキーなこと世の中やっぱり待ってはいなかった。

それから、何回かデートを重ねていった矢先、、突然彼から長文のラインが届いた。

その内容はある宗派の跡取りであるという内容であった。

わたしは世の中の宗教について、信仰は各々の自由だと思っている。
各々が信じていることで、救われているのであればそれはそれでいいと思う。
それが、わたしにとっては宗教ではなく、亡くなった祖父が神様だと思っているのとそんなに大きくは変わらない気がするからだ。

生まれた時から、彼についてはそのような環境でそだったのだからそれこそ、わたしなんかが否定するつもりは一切なかった。

けれど、今のわたしには自分の仕事を手放して、彼と後を継ぐことは、決断できなかった。

とっても優しくて、かっこよくて、話もあっただけに、立ちはだかる壁は高すぎて、乗り越えられない自分になんだか泣けてきたが、正直な気持ちをこのまま伝えると、「真剣に考えてくれてありがとう」と彼は返信をくれた。

有楽町で出会った彼とは4回会ってお別れとなった。

どうかどうか彼に幸せになってほしいと思った。

婚活はつづく、、