東京ジオラマ展2025の関係者の方への記事です。企画書から抜粋した次回のイベントの概要と、実現したいことを出展者の皆様に共有いたします。

 

※2024年6月現在の情報です。今後、変更になる可能性があります。

 

 

1.東京ジオラマ展とは?

 

 

 

 

東京ジオラマ展は「東京の街並み」が主役のジオラマの展示会です。都内や首都圏を再現したジオラマを多数展示します。作者やグループごとではなく、地域や鉄道沿線ごとに作品展示をすることが大きな特徴です。同じ会場内で複数の企画展も同時開催予定です。

 

前回の模様はこちらの記事をご覧ください。

 

『東京ジオラマ展を開催しました!』

2024年4月27日に東京日本橋にて開催した「東京ジオラマ展」を主催者の視点から振り返ります。一部の写真は出展者やスタッフの撮影です。 東京ジオラマ展は「東京…

 

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 次回は2025年の2月8日に都内の某所にて開催いたします。前回から展示面積を2倍以上に拡大し、東京だけでなく「日本全国の鉄道やバス沿線のジオラマ」や「架空鉄道のジオラマ」も展示します。


 

企画趣旨

 「鉄道模型をアーティステックに、アカデミックに」をコンセプトに、ジオラマや鉄道模型をアートとして、鉄道に興味がない方にも楽しんでいただくことが目的です。テーマごとに実行委員会と出展者が協力しながら展示空間を作っていきます。

 美術館や博物館の特別展のように、エリアごとに「東京」や「旅行」といったテーマを設定し、趣旨にあう作品を集めていきます。

 

 

 

2.展示内容について

 

展示計画概要 

東京ジオラマ展はテーマごとに以下の4つのエリアで構成される予定です。

 

①  東京エリア

②  日本全国旅行エリア

③  架空鉄道エリア

④  物販エリア

 

 

①東京エリア

 

 

イベント概要

 ジャンルやスケールを問わず、東京や首都圏がテーマの作品を展示します。「世界を魅了する東京の真価と未来」をコンセプトに、ジオラマを通じて東京という都市の魅力を発信します。東京や首都圏がテーマのジオラマを個人や出展者の垣根をこえて地域ごとに展示をし、会場全体で「東京」という街を表現してきます。

 

企画趣旨

 様々な文化や背景を抱えた人々が集まり、互いに刺激しあって新たな文化が生み出されていく、東京という都市の魅力をジオラマで発信していきます。作品は製作者やグループごとではなく、地域や沿線ごとに展示をすることで一つの街並みを形成していきます。

 ジオラマを活用して様々なエリアを抱える東京の街の魅力を発信し、街を散策するのが楽しくなるような展示を目指します。

 

展示方針

 前回からさらに展示面積を拡大し、作品数と取り扱うテーマを増やします。ジオラマ展示を通じて東京という都市の魅力を様々な角度から紹介していきます。公共交通やインフラの役割の重要性、東京の街の今後の展望も紹介し、都市に関する知見を深めることのできる展示も増やします。

 鉄道模型に限らず、イベントの趣旨にあう作品を製作されている方にお声がけをしていきます。


 

 

②日本全国旅行エリア

 

概要

 首都圏在住の方にジオラマやイラストを通じて鉄道の旅行の楽しさを発信するエリアです。テーマは「鉄旅やバス旅の旅情」で、日本全国のジオラマとイラストを地域ごとに展示し、各地の魅力を発信していきます。東京ジオラマ展内の企画展として開催します。

 

展示方針

 首都圏在住の方にジオラマのモデルやモチーフとなった地域や路線の魅力を発信し、現地に足を運びたくなるような展示作りを目指します。解説文やイラスト、モデルの地域に関するアイテムも展示しながら鉄道とバスの旅行の楽しさを伝えていきます。



 

③架空鉄道エリア

 

概要

 架空鉄道をテーマにジオラマや車両、イラストなどを展示します。

小型レイアウト、モジュール、ジオラマなど様々な形態の作品を展示し、鉄道模型の新たな楽しみ方を提案します。

 

企画趣旨

 会場全体で絵本の中に入り込んだような、絵画的な世界観を作り出します。過去に前例がなかった架空鉄道がメインの公開イベントを実現することが目的です。今後、関係各所と協力しながら進めていきます。

 

写真は前回東京ジオラマ展内で開催した1坪100円レイアウト展です。次回はさらにお楽しみいただけるよう、計画中です。

 

 

 

3.イベントの展示方針

 

①コンセプトに込めた想い

 東京ジオラマ展のイベント全体のコンセプトは「鉄道模型をアーティステックに、アカデミックに」です。

 アートの意味を広辞苑で調べてみると、「一定の材料・技術・身体などを駆使して、鑑賞的価値を創出する人間の活動およびその所産」と記載していました。ただ作品を制作するだけでなく、鑑賞的価値を創出してはじめて「アート」と呼ぶことができるのです。

 東京ジオラマ展はただ模型を展示するだけでなく、「作品展示を通じて何を表現するのか?」「何を伝えていくのか?」を突き詰めていきます。  モデラーの皆様にはテーマ別・地域別の展示をご理解いただき、解説文の設置といった「展示作り」にご協力いただけますと幸いです。東京ジオラマ展の出展料と入場料は他のイベントと比較して高価ですが、その価格に見合う価値を提供していきます。

 

 

②イベントの展示方針

 

(1)ジオラマのアート化を進める

 上に記した通り、イベントのアート化を進めます。老若男女、どなた様にも楽しんでいただけるよう前回からの改革を継続し、以下の方針を元に展示空間を作っていきます。

・分かりやすい展示(解説文や動画の放映など)

・テーマ、地域ごとの展示

 

(2)イベントの「テーマパーク化」を進めていく

・ジオラマ作品のショー化(走行展示、ギミックの組み込みなど)

・モデラーのパフォーマンスによるショー化 (製作者からの解説、お客様の目の前での公開製作など)

 

(3)お客様も参加できる展示の充実

・操作可能な展示(体験運転、ボタンを押すと動くギミックなど)

 

 すでに出展者の方のご協力のもと、複数のプロジェクトを開始しています。今後、さらに新規プロジェクトを立ち上げていきます。

 

 

 

4.物販についての計画

 

物販はイベント実行委員会が運営する直営店と、ディーラーによる即売会を計画しております。

 

1.直営店

 今回から実行委員会も直営店を設置し、ライト層向けの商品を強化します。ジオラマの写真のポストカードや写真集を製作、企画して販売予定です。詳細は今後決定しますが、提供いただいた写真の数に応じて出展料と相殺させていただきます。

 

2.ディーラーによる出展

ジオラマ製作に必要なアイテムや、鉄道や東京に関するグッズを取り扱います。

 

 

 

5.今後のスケジュールについて

 

8月中旬〜 前回出展者の

9月上旬〜 新規作品展示出展者の受付開始

 

その他の詳細は決定次第お知らせいたします。

 

 

 

6.出展者の皆様へのお願い

 

①イベント実行委員会のメンバーを募集します

 今回から専門に応じてお仕事を出展者の皆様に発注します。詳細は検討中ですが、決まり次第募集を開始します。社会人の方はマーケティングの実験場としてご活用ください。学生の方はインターンシップのような感覚で参加いただければと思います。兼務も可能です。以下の役割の方の募集を予定しております。報酬は出展料金と相殺し、不足分はお支払いします。

 

・企画担当

・営業担当

・グッズ、物販担当

・会場全体のデザイン担当

・各エリア、コーナーのプロデュース担当

・出展者のサポート担当

・広報担当

・取材、メディア運営担当(詳細は今後お知らせします)

・当日のイベント運営担当

 

 

②アイディアの実現への協力要請

 まだ企画書に書ける段階ではないのですが、可能であれば以下のアイディアを実現したいです。実現に向けてご協力いただけますと幸いです。

 

・模型関係の企業だけでなく、東京の都市開発やまちづくり、インフラに携わっている企業にも出展いただきたい

・ジオラマを活用して「東京」や「交通」に関する研究展示を実施したい

・スペースに限りはあるが、鉄道に限らずさまざまな分野のジオラマやイラストを展示したい

 

 

 

7.イベントに関するお問い合わせについて

 

イベントに関するご意見やお問い合わせはXのDMからお願いいたします。企画書は現在も執筆中で、イベントの企画やご意見、前回からの改善点なども大歓迎です! (出展の受付はこちらからは受け付けておりません)

 

企業の方はメールからもお問い合わせいただけます。

esu.diorama.info☆gmail.com

※メールを送信する際は星を@に変えてください