色留袖の訪問着仕立て

ヘアーメイク、着付けしている双子ママetsukoです。

色留袖というと結婚式では姉妹、叔母様、お祖母様などが着られます。

訪問着との大きな違いは比翼があって、柄が裾の方にしかありません。

右が訪問着で左が色留袖

先日、色留袖なのに比翼が無く小物が白金銀ではなく色物を持ってこられたお客様がいらっしゃいました。

紋は一つ紋。

比翼がついていない一つ紋の色留袖って結構あって、訪問着としても着れるように仕立てています。

色留袖として着る場合は白い伊達衿をいれて、帯揚げは白、帯締めは白金銀になります。

色留袖としてだけ着るとなると格が高いので、結婚式以外のお祝事には着にくくなります。

あえて格をおさえて幅広く着れるようにするという呉服屋さんの知恵ですね。

ただ、よく知らない方は色留袖と訪問着の違いがわからず、色がついていたら訪問着と思う方もいらっしゃいます。

美容室によっては、同じお太鼓でも訪問着着付は留袖と違って高い料金設定になっているところもあります。

（変り結びに対応できるようにだと思います）

お召になるものが色留袖か訪問着なのか、ご自身のお着物の種類は知っていた方がいいかなと思います。

今日もブログを読んで下さってありがとうございました(^-^)

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