心が、音を立てて、折れた

飲み会どころじゃなくなって逃げ出した

人目を憚らず、涙が止まらない

明日から新生活だというのに
どんな顔して行けばいいんだろう


もういいや



君の姿を見てこの世界に入った

君みたいに日本中を駆け巡って
沢山の人の役に立つ仕事がしたいと思った

望み通り、君みたいに月に何度も、新幹線で日帰りしてる


でも君は







君は諦めない?


私はもう、むり




この涙の意味は
無駄にはならない?


今は、顔、上げられないよ
そんな潔い人生を選べたら



どんなにいいかなあ、と思う




『プラダを着た悪魔』のラストに失望させられた私は





きっと『働きマン』になりたいのだ(笑)











ここにいたらきっと大して労せずになれる
みんなの憧れのお姉さん(笑)
風に吹かれながら何を想うのか

孤独では、ない
何故か、恋愛の大変動があるのは、いつも秋。
みんな人恋しくなるのかな…



そして今でもあの人のことを思い出してしまう
5年半、想い続けて来たからね
二人の道は一瞬交わるのに、いつもすぐに分かれてしまうんだ


連絡を絶って3年

今何してるんだろう?
まだあの会社で頑張ってるの?
結婚はした?(笑)


どこがよかったんだろう、いつも疑問だけど
多弁ではないけど溢れ出る底抜けの明るさ
男に慕われる懐の深さと安心感

なかなかいないよね


口ではいつも何事も面倒そうにしてたけど
実は真剣に向かい合ってたね



この世界狭いから、彼の知り合いに出会うこともあるけど
これから彼に会うことは、もうないんだろうな


ありがとう
あの頃があるから今の私がいる