私は仕事柄、技能実習生と接する機会が多いです。

なので最近、ニュースで(元)技能実習生の事件や報道を見ると、

残念な気持ちになったり悲しくなったり、なんとも言えない気持ちになります。

 

先日辞めたブラック企業でも、この技能実習生に関わる仕事をしていました。

 

 

これまで関わった技能実習生たちを通して、この技能実習制度を知ることになったのですが

(仕事柄関わることが多いにせよ)この制度ってどうなの? と正直、思っていました。

 

制度で打ち出されている趣旨と現状が、あまりにもかけはなれているので、

趣旨を読んでも、はいはい、それって大義名分ですよね、としか思えなかったし、

受け入れている日本企業にしても、そんな扱いなの? と思っていました。

 

 

なぜかと言うと、受け入れ企業は、やっぱりただの労働者としか思っていないし、

もっと言えば、それこそ機械の一部のような扱いだし、

実習生と受け入れ企業をつなぐ管理団体は、実習生を 「人」 ではなく、

「お金」 として見ているようにも感じました。

言葉は悪いですが、現代の丁稚奉公、あるいは奴隷制度かも、、、なんて思うことも。

 

 

だからこれはあくまでも私が受けた印象ですが、受け入れ企業は、

実習生たちは最低限の日本語ができればいいし、

上手ならそっちのほうがいいけど自分たちでなんとかしてね、というスタンスで、

趣旨にある技術移転、なんてことを考えているとは、とうてい思えませんでした。

 

なのでほんの短期間にせよ、そんな制度に関わる私ってどうなの? とか

この仕事は大好きだけど、奴隷制度の片棒を担ぐようなことになってない? とか

果ては、この仕事を続けていってもいいものなのか、、、? と思うようになっていました。

 

 

そんなふうに思っていた矢先、本業のオンラインの仕事が入ってきて、

引き受けるにあたり、依頼元の企業様との最初のインタビュー動画が送られてきました。

 

1時間ほどの動画のなかで、私が引き受ける予定の生徒さんのインタビューは

すぐに終わったのですが、なんとなくそのまま動画を見続けていました。

 

そして依頼元の担当者さんが言っていた言葉に、

ふと、あれ? と思うことがたくさんありました。

 

 

例えば、もっと日本語が上手になってくれたら、もっとたくさん仕事がまかせられる、とか

最近、こうやって外国人を受け入れることが多くなってきたから、

自分も日本語を教えるための勉強を始めた、とか。

 

私自身、日本で働いている外国人の方、留学生や技能実習生と関わることが多いのですが

滞在資格のことを考えることはなかったし、一緒に働いていて、日本語が下手だから

仕事がまかせられないと思ったことがありません。

 

 

それだけ日本語能力が高い人たちと働いていたということなんですが、

よくよく考えれば、このオンラインの仕事を見つけたとき、

起業者がHPに書いていたこともこの担当者と同じことでした。

(それを読んで、すごく感動し共鳴したので自分から売り込みにいきました)

 

 

片や、外国人労働力をお金としか考えない企業(あるいは人たち)。

片や、こうやって日本の将来や、日本人、外国人問わず、

人としての成長やもっと言えば、途上国の発展をサポートしたいと願う人たち。

そんな気持ちがあるから会社の福利厚生として、

日本語学習のお金は払いますよ、という姿勢なのかもしれません。

 

 

これを言い換えれば、ものすごく周波数が高い人たちと、そうではない人たち、とも言えます。

 

たった数日のあいだに、そんな世界が目の前に繰り広げられて、私はびっくり。

でも現実世界に現われる世界は、私の内側の世界でもあります。

 

それに気づいたとき、8月に受けたけいこヴァールハイトさんの個人セッションで

高次元の存在たちに言われたことを思い出しました。

 

もともと持っているすこぶる周波数が高い世界がある一方、

とても低い周波数の世界があり、低い周波数の世界で生きている、と。

 

 

動画を見ながら、こういうことだったのか! と気づくと同時に、

現実世界の二極化した世界を、同時に見せられたことの驚きが、

なんと言うか、これが私の内側の世界なのかと衝撃でした。

 

もちろん、今までもこんなことはたくさん経験してきたはずなのですが、

改めて、実感させられたというか、なんというか、、、。

うまく言葉にできないのが、もどかしいです。

(日本語を教えることを生業としながら、この語彙力、、、。涙がでます、、、。)

 

 

はぁ、、、。

今回もまた、私の内側世界が創り出すこのパラドックス。

まだまだエネルギーワークと呪術解除の旅は続きます。

 

 

いつもサポートしてくださるガイドさんと高次元の存在に感謝します。