今、Amazonプライムで

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」を観ています。

 

観ようと思ったのは、昔からルーシー・リューが大好きだから。

 

 

20代のころ、R&BやRAP、HIP HOPが大好きで、

聴く音楽だけでなく、映画やTVもアフリカ系アメリカ人が出演するもの、

小説や雑誌、日常使いのものも、アフリカ系の人たちが選ぶものを選ぶ、

という時期がありました。

 

今、考えると、逆レイシストだったなぁ、と思いますが、

そのぐらい排他的で、偏った考えの20代を過ごしていました。

 

アフリカ系アメリカ人に生まれたかった、と何度も思ったし、

どう頑張っても、腰の位置は変わらないし、お尻はぺったんこ。

何よりも、日本人的な平板な自分の体形も何もかもが大嫌いでした。

 

そんな20代を過ごすなか、

日本人であることに、ずっとコンプレックスを抱いていた私が、

彼女を知ってからは、日本人だけではなくアジア人として、

「自分を認めよう。」 と思わせてくれた人です。

 

 

このドラマが始まったのは2012年。

 

彼女はすでに40代に入っています。

相変わらずスタイルが良くて、綺麗だし、
うっすらそばかすがあるところも、切れ長の目も、黒髪ロングなところも、
背は高くないけど、メリハリのある体形も、年月が経ってもまったく変わりません。

 

アメリカ人にしては小柄なのもあると思うのですが、

ドラマでは、プラットフォームヒールにミニスカート。

上手に全身のバランスを取っています。

 

可愛いなぁ、と思ったら、すぐに真似したくなるのが私です。

 

ですが、プラットフォームヒールでは車の運転はできないし、

職場では動きやすい靴に履き替えるので、ヒールを履いている距離はわずか数メートル。

おまけに、ミニスカートを履くには勇気がいる年齢になりました。

 

うっすらとした記憶ですが、アガサ・クリスティーとココ・シャネルが

「女性の身体で一番醜いのは、膝。」 と言っていたような気がするし、

たしかに膝は年齢がでやすいと思います。

 

でも、でも、、、。

「今」が一番若いんだよなぁ、、、とも思うのです。

 

 

年齢で着るものも、ファッションも制限される。

 

そんなふうに思ってしまうのも、日本人気質というか、

知らず知らずのうちに刷り込まれた価値観なのかもしれない。

どうやって、年齢とファッションの折り合いをつけていくか、、、。

 

もちろん、着たい服を着るのが一番ですが、

着たい服 = 似合う服 とは限らないし、

なによりも年齢とファッションに関しての呪縛を解いていくことのほうが先決のようです。

 

ルーシー・リューの可愛さももちろんですが、ドラマ自体とても面白いのでおすすめです。