この秋から中学校の大会に参加する事になり、それに関係した連絡が頻繁に入るようになった。



予選ブロックの連絡網やグループLINEに加わり、さまざまな形で付き合いが始まった。



もちろん他はすべて学校の先生。ブロック内で民間人は自分だけである。



しかも我が市に限って言えば、今年度に入って、専門知識のある先生数人が他のブロックの学校に異動してしまい、若い先生が増えた。



どうなるのかと少し心配していたが、後任の先生がとても丁寧に事を進めている。



資料や提案書を、詳細且つ迅速に作成し、かなり一生懸命やっているのがわかる。



自分に何ができるのかわからないが、まずは来月の生徒向け審判講習会で、主審指導スタッフに加わる事になり、ここで実質お手伝いのスタートとなりそうだ。





この日、ある選手に言った。



君にとってバレーボールは、努力の道を教えてくれる大切なものだよね、と。



人は熱中できるものがあった方が成長する。



心に秘めた夢や憧れを、努力の道に変えることができれば、成長の度合いも高くなる。



足りないものがあったとして、それが為に好きなことができないなら、その克服に全力を尽くせる筈だ。



その選手の状況をふまえた上で、一対一で深く話ができ、表情も良くなり、結果的にいい動きにつながったのは良かった。



努力の道を教えてくれるものに巡り合ったのは、幸せなことだ。やる気が行動につながれば、もっと前に進んでいける。



今後に期待だ。