ハイ、すぐシリーズ化したがるエステルです^^
(その2)があるかどうかはわかりません ( ´艸`)


今まで、舞台はいくつか観ています。
父が最初にチケットを買ってくれた文学座「三人姉妹」をはじめ、「シラノ・ド・ベルジュラック」「ハムレット」などなど、わりと正統派をいきました。

初めての舞台観劇の時は、勝手がわからないので本を読んでから観に行きました。それでもよくわからなかったんですけどね。

ただ、本を読んでから行っているので、ストーリーはわかっている。だいたいのセリフもわかる。
あとは俳優さんの演技を観に行っていた感じでしょうか。

ここで、映画俳優と舞台俳優の違いを感じた点を先に書いておきますね。
セリフがない間でも、その存在感を表現できるのが舞台俳優だと思っています。
これは今回の「ハンナとハンナ」を観た中で一番感じたことだったのです。

舞台「ハムレット」は、かなり有名な方ばかりが出演されていたように思います。
もう20年以上前のことなのでうろ覚えなのですが。。。
主演は片岡孝夫(片岡仁左衛門)、母親を上月晃、オフィーリアを太地喜和子が演じたと記憶しています。
この時に、広い舞台の左後ろの隅にハムレットの両親が立っているシーンがありました。舞台には多くの人がいたのです。でも、目にとまったのは上記の三人だけ。更に、一番の存在感を示したのが上月晃でした。

上月晃はもともと宝塚の出身ですから舞台女優さんです。片手間(失礼な言い方でごめんなさい)な出演ではないです。
下手すると主演さえ食ってしまうほどの存在感。
黙っていても自然に目がいってしまう存在感。

素人の私が考えたのは、舞台俳優というのは、時間ある限り、舞台上でその人が演じ続けているということ。ここでいう「演じる」というのは、テレビドラマや映画とは違う。
また、日常生活の様子とは全く違う。これは「演じて」いるのではないですからね。
「演じる」ということは、物語を「見せる」ということだと思っています。そのためには、俳優さんに気を抜かれては困ります。また、「勘違い」されても困る。そこは舞台なのです。テレビカメラで顔をアップにされ、目で演じることができるテレビや映画とは違うのです。
存在感というのは舞台では命です。


ということで、ながーーーい前置きの後で結論を一言。
佳奈ちゃんは舞台俳優さん向きですね。
出待ちで会った佳奈ちゃんがボロ雑巾のようにクタクタだったのがわかります(すっごい表現でごめんなさい)。
あ、わかりやすいのは14日の茉奈ちゃんブログに載っている佳奈ちゃんの写真。疲れ切ってニッコリ笑ってます。

さ、次は本編「ハンナとハンナ」について書けるかな?
おお、(その2)が書けそうです(笑)