校外学習と同じ頃、音楽会や持久走などイベントが盛りだくさんだった秋。
息子は全て参加して頑張っていた。体重と共に落ちた体力でも持久走はそこそこ速い方で追い抜いて行く姿が涙で見えなくなった。
後ろで見ていた知らないママさん2人組が、「おたくの○ちゃん大きくなったよねぇ」「そうなのよ、もうすごい食べるから。4人家族で5合だよ」「ええ?うちホント食べないからさぁ、何とか一膳食べさせてる感じよ。細いでしょ?」「羨ましいよ、うちなんてどんどん肥満になるわ」
とやりとりしていた。
うちの息子は元々細身。よく食べるのにスリムだよねぇと言われ続けてきた。お下がりをあげたら、「頂いたスキニー、うち、入らなかった
」と返されたりも。
幼稚園の年少の頃、お迎えに行くと毎回褒められたことがある。
「お母さん!今日もすごいの出ましたよ。理想的なバナナう○ち。何を食べたらあんなに健康的なのが出るんですか?ホント便秘の私は羨ましい!」
息子は昼出すことが多く年少時は立ち会ってくれる先生にはご迷惑をおかけしただろうと思う。
とにかくよく食べよく出す子。代謝が良いのか燃費が悪いのか分からないけど常に絶好腸。
肉嫌いで野菜と果物好きだからというのが大きいと思う。
夏3食がまともに食べられなくなっても果物やサラダは食べていたからか、便秘になることはなく毎日出ていた。
その分また体重が減るので私は便秘にはははにななって欲しいとさえ思っていた。
身長ばかり伸びて135センチを超えてから体重は停滞。そのまま140センチまで伸びてしまった。今は標準ギリギリに入ったけれど夫譲りの手足の細さは体操着を着るとよく分かってしまう。
後ろのママたちのように、少し前までは私も「食べるのに細いのよね」と笑いながら話していたんだよなと思うと胸が苦しくなった。
走り切って笑顔で手を振ってくる息子を見ながら、また体重減っちゃうな、もっとゆっくり走れば良かったのに、と思う自分のことも嫌だった。
のちのちカウンセラーさんから言われたこと。
「食べる息子さんのことは、あなたが安心するから好き、食べない息子さんはあなたを不安にさせるから嫌。
そういう思考になってませんか?
どんな息子さんでも受け入れない限り治せませんよ。」
今もこの思考は時々出てきて息子への不適切な発言を引き出してしまう。
体育の授業さえ受けられないかもと言われていた夏に比べてここまで走れるようになったことをもっと息子と共に喜ぶべきだった。
「たくさん走ったからその分たくさん食べようね」
その時の私はそんな声かけしか出来なかった。
立ち会っての給食は50分かけて6割。
秋のイベントは苦い思い出だ。
今年の秋はどうなるかな。