2月下旬、ネットで検索をして見つけた家族会。元々患者さんのご家族で立ち上げ、今はサポートをしてくださる代表の方にメールで連絡をとってみた。すぐに返信が来て、速達で資料を送ってくださった。

電話、メール、直接、様々な方法に対応して下さるという。

これまでの経緯を長文で送り、電話の予約を翌日の夜に取った。その頃は学校に行けたり行けなかったりが始まっていたので、息子が寝てからしか時間は取れないと伝えたら夜中でもいいとのこと。

しかし、夕飯に4時間近くかかっていたので22時の約束も守れず、結局1週間後の週末に友達親子に遊んでもらっている間自宅で話をした。


1時間半、たくさん話を聞いてもらい、鼻が詰まってしまうほど泣いて。電話口の向こうでも泣いてくれている声が聞こえて。

「辛いよね、うん、それは苦しいよね、お母さん頑張ってるよね」と言ってくれた。

そして、まずは私自身を見直して対応や声掛けに意識を向けようとアドバイスされた。

食べる食べないことに目を向けず、子供のこころと気持ちに目を向けてみようということ。

これも確かに他のカウンセラーや本にも書いてあったこと。

でも、我が家に特化したアドバイスをもらえるのが本当に本当にありがたかった。

ほぼ毎日報告をし、私の対応を指摘してもらい、反省して次の日を迎える、そんな日々が続いた。

毎日長文の泣き言ばかりのメールに対しても丁寧に温かく、息子の気持ちを代弁するような内容の返信に、感謝すると同時に、いかに自分の対応が未熟かを思い知らされた。

息子の状態は改善も悪化もなく、相変わらず3時間以上時間をかけて少量の食事だったが、そこに目を向けないように努力をした。

泣きながらメールをし、泣きながら返信を読んだ。

単身赴任中の夫には最低限しか伝えないのに、この方には全てを晒すことが出来た。

今も間隔は空くけれどメールでアドバイスを求め続けている。

この方との出会いがなかったら、私自身まだ深くて暗い闇の中に沈み続けていたような気がする。