前回は都合により伺えなかったのですが
みつわ会公演に行ってきました。
お友達に教えていただいて何度か拝見している、
久保田万太郎作品を上演している会。
新劇の第一線の俳優さんたち(時にゲスト俳優も)で上演されています。
今年は、こちら。
1時間弱の作品×2つでこのお値段。
ちゃんと道具も衣装もきちんとしている公演です。
小さなホールで、出演者の息づかいがそのまま客席に伝わります。
久保田万太郎作品は
「少し前の日本」
大正から昭和にかけての日本を切り取った作品です。
私はその時代に生きていたわけではありませんが
古き良き日本を感じられる…ような気がします。
毎回公演を観に行くたびに、
失ってしまった何かに気がつかされるように感じます。
しんみりと、じんわりと
そしてはっと身につまされるところもある。
そんな作品でした。
個人的には、歌舞伎で馴染みの春猿さんと
(女形で出演されていました。新派とかこういう作品が似合いますね)
宝塚時代にたまたま観ていた大鳥れいさんが出演されていたので
よりいつもよりも身近に感じました。
みどりちゃん、そう、お芝居上手だったよね…と。