僕たちのトリを取るという夢は、三田祭を作り始めてからの短期的なものではなく、esに入ってすぐの1年生から始まっています。
入サー直後ながらにes popの雰囲気に一目惚れし、憧れの先輩を常に見上げ目を光らせて追いかけ始めました。
そんな先輩達を横目に、一年生の頃に言われてしまっていたes popは弱い、という風潮も目の当たりにしました。
自分達の目指す未来を、たくさん愛を注いでくれている先輩たちを否定された気持ちになり、なんともやるせない悔しい気持ちを刷り込まれたのを覚えています。
そんな風潮を覆す兆しを僕たちに見出してくれた先輩、それを受け流さず真正面から受け止めて共に励んでくれた同期、その流れを受け継ごうと練習に励む後輩に感化され、命を削ってこのSCを作りました。
es popは弱い、というはらわた煮えくり返るほどの屈辱を、今回のトリを取ることで覆したいし、
経験者が1人もいないこのジャンルがesのとりになるということは、このesというサークルを象徴し、全esっ子にとってかけがえのない意味合いを持たせることができる事実になると思います。
コマ責2人でありえない量の時間と気持ちをかけて、その過程を伝えて共鳴できる熱量を持ち合わせたコマ生44人で、1人残らず全員で目線の揃った熱のあるSCを作り上げました。
今のes popにしか出せない熱量を、esらしく、サークルをレペゼンしてトリを飾れると思います。
以上
急にびっくりさせてしまったかもしれません。
トリを決める会議の時に話すと決めていた原稿を載せてみました。
くさいすね。
三田終わってから載せるものかと迷いましたが、こう言うことしたくなっちゃう時期なんです。
お許しください。
改めて、、、
この文章をなんの誇張もなく会議で堂々と話すことが出来たのは、本当にみんなのおかげです!!
トリを目指すということをぼくたち2人の自己満にしないでくれて、今こうやってなんの悔いもなく幸せな気持ち一辺倒でブログを書かせてもらえてるコマ生44人に、最大限の感謝を送ります!
ありがとう‼️‼️‼️
自分が18-21期のこの4代の時にコマ責をする事ができて、ここまでの大作をみんなと創りあげることができて、ほんまに幸せです。
こんなに1年間楽しく過ごせたのは当たり前じゃないですね。
18期にとって最高の引退イベントになってくれてたら嬉しいです。
あと、一緒にここまで沢山頑張ってくれたゆうと、ありがとう。
僕に無いものをたくさん持ってくれた。
君とじゃなかったら何も成し遂げられなかったです。最高の相棒や。
来年もよろしくね。
話を少し戻すと、
先ほどの原稿に一つ肝心な事を書き忘れてました。
それは、
「トリを目指すというとてつもなく重い最初の一歩を踏み始めてくれたのは18期」
という事実です。
ガノスも書いてたね。
21期にとっては初めての三田祭が19期の作るもので、今年のあれこれしか見えてないかもしれませんが、
去年色々と大変だった中、トリを目指すと言う
"「 es popは弱いという屈辱」の晴らし方"
を教えてくれたのは18期の方々でした。
この一歩がなければ、
おれとやまべはここまでの熱量をSCに注げなかったし、
なにを目標に三田期間を走り出そうとしてたかも想像がつきません。
ほんまに、感謝です。
何が言いたいかというと、
このように毎年毎年、その代がその代なりにこのジャンルを良くしようともがいていく積み重ねで今があるのだなと改めて痛感した
ということです。
今後esを引っ張ってくようなひとたちは特に覚えておいてほしい。
どんな代も、賛否があっても、何か必ず残してくれてると思うし、
その先に自分達があることを忘れちゃいけません。
その気持ちを忘れてなければ、僕はなにをやってもいいと思ってます。
どんな事にも挑戦して、失敗して、揉めたり喧嘩したりするかもだけど
その前提にジャンルへの想いとか今までの先輩達への感謝があれば
全ては最終的にそのジャンルの糧となって返ってくると思ってます。
来年は20期が、再来年は21期がどんどんまた分厚い積み重ねを繰り返していってくれるんだろうなー。
ぜひその時は、この気持ちを忘れないでいてほしい。
来年の三田祭、すでにめちゃくちゃ楽しみです。
少し話逸れるんですけど、
そんな毎年毎年いろんな代が最善を尽くそうともがく様子が、
海岸線を高くしようと、何度も何度も連続して砂浜に打ち寄せる波みたいだなーって思って、
「波打ち際」
と題してみました。タイトル回収ってやつですね。
意外とセンスあると思ったんだけどどぅだろ。
無かったらごめん。ただの自己満にしときます。
そんな波をたくさん打ち出している今の es popは、確実に時代の変わり目を迎えてると思ういます。
海岸線もどんどん高くなってる。
今年の三田は、全員の熱量の水準的に過去にないくらい高く、熱のこもったジャンルになっていると思います。(波だけに)
es popは弱い、なんて誰からも言われなくなったと思います。
だからこそ、そんな雰囲気を共有できてるみんなだからこそ、
ここで終わってほしくない。
ここで終わりにしたくない。
熱をこもったままにしたくない。
来年以降も、ぼくらが作ったSCよりもはるかに大きな波で、 es popの海岸線を引き上げていってほしい。
トリを目指すことを風習化してほしくない。
目指すことが伝統になってほしくない。
その代ごとにちゃんと考えて、トリを目指す以上に優先したいことがあるなら目指さなくても良い。
トリを目指すことが目的になっても手段になっても、目指さないとしても、その時の es popが本質を捉えたアツさを持ててるならそれで良いと思います。
たくさんいろんなことに挑戦していってほしいです。
深夜練でバトルやるとか、前半ほぼ基礎練しないとか、今までのespopだったらありえないことだらけだったのに、それを暖かい目で受け止めて協力してくれた先輩同期後輩に感謝です。
ただ、
そんな進化をこれからも遂げてくであろうes popに、
失ってほしくないなって個人的に思ってる良さが二つ程あるのでここに記します。
それは、
①どんな人も受け入れてくれる組織であること
②思ったことは素直に言い合える関係であること
の二つです。
①どんな人も受け入れる
これは自分が一年生の時に四年生だった16期ますけんさんが言ってたことですね。
このes popってのは近年では特に、色んなジャンルの人が取ってくれるようになって、その中で中々なまとまりを持って毎イベントに挑めてる雰囲気な訳ですが、
その中でもやはりいつかは、なんやこいつ?とか、やる気あんのか?みたいな人も出てくると思います。
そういう時こそジャンルの真価が問われると思って欲しい!
現に今年の三田祭も途中で辞めてしまった人もいた訳だし、
そういう人たちに違和感を覚えなかったと言ったら嘘じゃないけど、
自分がみえてる世界が全てじゃなく、その人と大して話し込まないうちにジャンルにとってのその人の存在意義みたいなのをきめつけないであげてほしい。
どんな人にとっても帰って来れる場所でありながら、
どこよりも熱い想いを磨いて繋ぎ続けている。
そんな素敵な集まりであり続けてほしいなって思います。
これはpopをとり続けてる人たちの中に対してもね。
大切な仲間へのかける言葉だったり態度だったりは、悔やんだ時にはもう遅いことが多いです。
近い人へこそとる態度を考えてみてください。
②思ったことを言い合える関係
思ったことを伝えられない集団は正直しょうもないです。
なんか嫌だな、気に食わないな、もっとやれるやろ、
みたいな事は全部伝え合える関係でいてほしい。
その先にぶつかったっていいと思います。
適度な距離を保って波風立たさず4年間おわって、そん時に何に浸れますかって話です。
本気じゃない人ってぶつかれないです。
自分の想いそのものとかそれ自体を伝えたい気持ちが、みんなと楽しく過ごす日々の平穏を保ちたい気持ちに負けて行動に移れなくなるからだと思ってます。
コマ責ブログでも同じようなこと書きましたね。
波って押し合う力がないと生まれないじゃないですか。
風が海面を押し込んで、さざ波が返ってくる
互いに押し進もうとする力がないと、高い波は生まれません。
より高い波で、どんどん高い波で、このジャンルを繋ぎたいなら、
それ相応の覚悟と衝突は避けれないかなとか思ってます。
ぶつかることが正義な訳ではないですけどね。
ぶつかることを恐れて伝え合えないのは良くないよねって話です。
もちろん伝え方は大事。
相手のことを考えてない発言はただの罵りになっちゃうから。
あんま長く書きすぎてもエアビ前に読めないと思うので、ここらへんで各期に言いたいこと言ってみます。
21期へ
まだファッチャも終わってない時期で、同期のことをわかってるつもりでも分かってない所がたくさんあると思う。
この先いまは見えてない同期の色んな所が気になって、ダンスに対する考えも多様化してって、沢山摩擦を感じることがあるかもしれない。
けど、21期のみんなには違和感を違和感で終わらせず、ちゃんと真正面から伝え合える代であってほしい。
モチベが高い人が多いからこそぶつかる壁があるはず。そんな壁にぶち当たって滞る代じゃないと思ってるから、ちゃんと伝え合って理解しあって高め合える代であり続けてね。思ってることちゃんと伝え合えてちょっとくらい喧嘩する代の方がアツくてかっけえなって思うよ。
ファッチャ、まじで応援してる!!
20期へ
主ジャンが少ない中よくここまで頼もしい代になったね。三田を作る時も、こんなに心配なく2年を前の方に置けることがどれだけコマ責にとって助かることか痛感させられました。
19期popは強い、ってよく言われるけど、平均値でいったら俺的には20期と19期は同じだと思ってるし、なにより個々に秘めてる熱意で言ったら20期の方が高い気がする。これから運営代になるにあたって、それをうまくお互い伝え合って熱意が掛け算になる一年にして欲しいなって思います。19期もそこにたくさん協力するのでね。
負けん気が強い5人の代だからこそ、ぶつかるときは派手にぶつかりそうだけど、それもまた良い思い出として昇華されるだろうし、しんどいことがあればなんでも先輩を頼ってください。兼じゃん勢の子もこのジャンルを続けてくれれば間違いない想いを残せると思うので、これからもpopをとってくれると嬉しいな。
一年間がんばれ!!!
19期へ
ここまで3年間本当にありがとう。
この代じゃなければここまでes頑張ろうとそもそも思えてなかったし、popにのめり込むきっかけや思い直すタイミングをたくさんくれたのは間違いなくみんなでした。
よく先輩から期待されてる代だと言われるけど、それを無いものとしてでもこの代はほんとうに素敵な代だと思う。ファッチャ期間から多少の喧嘩はあれどみんな各々の形でpopや espopに貢献しようとして、その中でもコマの内外でちょっかいかけあったりしてふざけ合えるこの代が大好きです。
あと一年、みんなはどう過ごしたいのかな。色んな人の手紙にも書いたけど、僕はこの代をこの上なく強かった代として残したいなって思ってる。ここまで人数多くて、水準も高い代なんて今後もいつできるかわからない。そんな恵まれた代に入ったみんなだからこそ、あと一年本気でダンスしてみませんか。ぼくはみんなと本気で練習して、本気で遊びたいです!
就活おわったらみんなでたくさん練習しよな。
18期へ
まずは4年間ありがとう!本当にお疲れ様でした。
運営代になった時も、四年生になった時も、18期はぼくらにとって永遠の2年生な気分がありましたが、最後にはこれ以上考えられないくらいの四年生でいてくれて、ぼくたちの最後の先輩として最高の代でした。ありがとうです^_^
好き放題やろうとしてたぼくたちの全てを温かい目で見守ってくれて、時には厳しい声をあげてまわりをまとめ上げてくれて、今年の19期運営代は本当に18期に支えられたなと感じています。
18期が四年生であることが心地良すぎて、来年自分たちがどんな四年生になるべきか迷わされます笑。3個差もある21期とこんなにも仲良くなれて、後輩とほぼ友達と呼べるほど親しくしてくれたのが何よりの18期の良さかなって思ってます。
卒業してもいつまでも仲良くしてください!
【最後に】
もう三田祭から離れすぎて、終わってからも色々ありすぎてなにがなんだかわからないままブログ書いてます。
終わった時の安堵、大切な人の死、打ち上げがないことで浸りきれなかった感動。
どこから気持ちをほぐせばいいかもわかりません。
ただひとつ、決めたことがあります。
それは、
「過去一のスペをだす」
ということです。
もちろん来年の主役は20期で、20期の目指すとこに全力で協力します。
トリを目指すなら、今年を踏まえて思ったこと全て伝えて、それゆえの行動をとります。
そんな中でなんでこんなことを思ったかというと、
ただすけの件があったからです。
正直なところブログで触れて良いものなのかも迷いましたが、勇気をだして書いてみます。
元代表の死という20年以上続くこのサークルで、史上初の経験を僕たちはさせられました。
悲しいとかの言葉では語れないです。自分以上に同期である18期は思うところがあるのも承知です。
無駄にしたくないっていう、その言葉すら安っぽくなるくらい、なにも触れない方が良いくらいの出来事です。
ただ、ぼくはこの出来事をただしんどいものとして終わらせたくないです。
11/27.28にひたすら考えてました。
この件を自分の中でどう消化するのか。
2日では答えは出なかったです。
あの顔を最後に見て、現実のものとして突きつけられた瞬間から、その思考すら阻まれて、
ひたすらみんなと話す時間を確保することに必死でした。
けど、あの人が生きてたらどんな景色が見たいかなって考えてみたんです。
あの人の人生にとってes popってどんな存在だったのかなって。
おそらく、人生で1番かけがえのない存在だったと思います。
僕たちがあの人にできる恩返しは、僕たちがこの上なく練習にはげみ、全力でSCを踊る姿を見せることなんじゃないかって。
あの人はなんでメインステージを見てくれなかったのなんてわかりません。
けど、見れてるかもわからないけど、見てくれてると信じて来年の三田に向けて励むしかない。
ただすけに、大好きなes popに最後に残せるのは
「過去一のスペをつくる」
ってことなんじゃないかなってたどり着いたわけです。
みんながどう思うかは自由です。
安っぽいよおまえ、安直やなって思ってもらってかまいません。
それくらいの出来事なので。
ただ、この出来事にぼくは全力でぶつかってみます。
そこに携わってくれる人、協力してくれる人、あと一年まじでがんばってみませんか。
あの人の鎮魂歌として、自分を鼓舞してみる目標を立ててみませんか。
どこまでも大好きなこのコミュニティがさらに良くなるように、
このジャンルにしかない良さを、守り、磨き、新しく作り出せるように、
あと一年死ぬ気でがんばってみます。
長々と最後まで読んでくれてありがとう!!!
エアビはしこたま飲みます。鬼殺し10とかいっちゃう
打ち上げかますぞ‼️
