つい先日、9月末納品の荷物がイタリアから届かないという非常事態が
発生あせる


今回の荷物はエッセリーニ作者シモーナからではなく、縫い子さんに
日本へ送ってもらったのですが、どうやらEMSと指定したのに普通小包で
送ってしまったらしく、それが遅れの原因。


もうハラハラドキドキ、シモーナもその縫い子さんも気が気じゃなく、
納期までに届くことをただただ祈るばかり・・・


結局、荷物はお取引先への発送予定日1日前に無事届き、予定
通り納品できましたふ


バタバタ劇が終わり、シモーナとスカイプでチャットしてたときのこと。


いやぁ、よかったよかった、今回は久しぶりに大変だったねぇ、
そういえば色んなことがあった、そうだそうだ、なんて話の流れから
私たちが初めて出会ってからちょうど10年だと気付いたのです。

☆イタリア発☆あなたにそっと寄り添う不思議な存在 “エッセリーニ”-シモーナと私
3年前

いやぁ、10年。ほんとに色んなことがありました・・・


母国語の違う者同士、直接会って話し合うこともできないから
スカイプ登場前はコミュニケーション自体にものすごい時間と
お金がかかりました。スカイプ作ってくれた人、ありがとー!!!


シモーナも、最初さすが「イタリア人&アーティスト」で、
メールするって言ったまま全然連絡しないドクロ
約束した期限に間に合わないことを当日に言う
ドクロ
とか、普通にありましたからねぇ得意げ


そのたびに2人で話し合って、違いを認識しつつ落としどころを探る
繰り返し。本当に理解し合うのに数年かかったと思います。

☆イタリア発☆あなたにそっと寄り添う不思議な存在 “エッセリーニ”-シモーナと私


他にも、いまだに思い出しては2人で大笑いすることもたくさん。


例えば、私が結婚したあとパルマに行った時、シモーナが広場に
ある素敵なレストランでランチをご馳走すると言ってきました。


アーティストの常としていつもお金がないシモーナがおごるなんて
前代未聞。


ましてやトラットリア(食堂)より高そうだし、プレゼントももらってたから
遠慮したけど、払うと譲らないのでありがたく受け入れることに。

☆イタリア発☆あなたにそっと寄り添う不思議な存在 “エッセリーニ”-シモーナと私


テントが張られたテラス席に座ってオーダーしたあたりで突然雲行きが
怪しくなり、雷がなりはじめたんです。


「ちょっと~、シモーナがおごるなんて珍しいこと言うから
嵐が来たんじゃないのにひひ



なんて笑っていたら、のすごい雨が降り始め、みるみるうちになんと
本当に嵐になってしまったのです。


おまけに、突然の豪雨で重くなったテントが真っ二つに裂け、真下に
いたイタリア人家族はびしょ濡れ。


テーブルが倒れ、お皿も割れてみんなもう大騒ぎ。


私たちだけが、
「シモーナのせいだよ!シモーナがおごるなんて言うからだよ!!」
と大笑い。


シモーナは天に向かって、

「もうおごるなんて言いません!もう二度と人に
食事をおごりませんーーっ!!!」


と叫びました。


その1分後、嵐は去り、すっかり晴れ渡ったのです。

☆イタリア発☆あなたにそっと寄り添う不思議な存在 “エッセリーニ”-シモーナと私


次回会ったとき、出会いと10年間の時間を2人でお祝いします。








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お腹いたくなるまで大笑い確実