こんにちは。
ここ10年くらいの間に、メールやSNSなど、文字でコミュニケーションを取ることが圧倒的に増えましたね。
おしゃべりが好きな方はそれほど影響がないと思いますが、内向的で会話が苦手な方は、文字でやり取りできるので、どんどん声を出す機会が減る傾向にあるのではないでしょうか。またスマホなどの長時間の使用により姿勢が悪くなり、滑舌の悪さに拍車がかかっている方も多いと思います。
いざ会話をしてみようとすると、滑舌よく話せなくて何度も聞き返されたり、うまく伝わらなかったりしたことはありませんか。
わたしのレッスンでは話し方の指導はしていないのですが。今日は個人的な経験から滑舌に触れてみたいと思います。
わたしは仕事の性質上、朝、時間があれば滑舌の練習をしています。北原白秋の「五十音」です。
演劇や話し方のトレーニングで必ずと言っていいほど出てくる基礎練で、「あめんぼ赤いな」といえば、ああ知ってる知ってる!という方も多いのではないでしょうか。
この「あめんぼ赤いな」を侮ることなかれ。
受付などの接客業の現場でも、これを朝礼に取り入れるとスタッフの声の響きや通り方が良くなったりするそうです。
北原白秋は詩人、童謡作家。詩におけるリズムをとても重要視していたようです。この「五十音」も、練習するときは、機会的に喋るのではなく少し節をつけて言ってみてください。面白いことにリズミカルに節をつけて言う方が、滑舌のトレーニングになります。
写真はレッスン用に作った資料の写真です。よければ使って下さいませ。
一度読むのに2分もかからないと思います。朝一回言うだけでも、自信につながりますよ。