こんにちは。

 
最近、いろんな本を読んでいて、ポピュラー音楽のルーツはブルースである、というような事が書かれていて、気になっています。
 
わたしはジャズは歌ったことはありますが、そのルーツであるブルースはほとんどノータッチです。
 
「route 66」という曲はジャズの中でもブルース的な曲で、レパートリーにあるのはそれくらいでしょうか…
 
余談ですが、この曲の演奏頻度の高いこと高いこと。何かと言えば、route 66をやることになります。
 
ブルースはコード進行がシンプルで、わたしの経験では、セッションなどで、それぞれのパートの得意分野が違うと、とりあえずブルース!となることが多かったように思います。
 
ですので、ボーカリストはとりあえず一曲はブルースはおさえておくといいと思います。とくにセッションなどのアンサンブルの場では、ハートが強くないとボーカルは入れなくてポツンとなりがちです。一緒に楽しめるカードを持ち合わせておきたいものです。
 
さて、ブルースで思い出すのが、専門学校に通っていた頃の、歌の実技の授業の一コマです。いきなりコードと歌詞しか書かれていない「Everyday I Have a Blues」というブルースの楽譜を渡されて、アンサンブルでいきなり合わせる、という授業がありました。メロディも書かれていなくて、先生のお手本を一回聞いただけで、ほぼアドリブで歌うという課題でした。今から思うと現場でありがちなシーンで、それに対応できるためのレッスンメニューだったことが理解できますが、その時は、なかなかの無茶振りに困惑したことが強烈に記憶に残っています。
 
ポピュラーミュージックのルーツ、ブルースのことをもっともっと知っていかなければいけないなあ、と感じています。