こんにちは。
今日は裏声について、触れてみようかと思います。
みなさんは裏声とはどんな声だと思いますか?
解剖学的など、科学的に声帯の状態がこうなれば裏声、ということは確実に解明されていますし、わたし自身も自分の声に関しては「裏声の体内的感覚はコレ」というのが明確になってきています。
ですが、地声と裏声で音色としてなにが違うか、を言葉で伝えることは本当に難しいですね。
色々な動画があがっていたり、教則本についてるCDなどで、その音色を確認することはできるので、ぜひそういったものを活用するのがいいと思います。
わたしがレッスンの中で裏声と言うときは、声がひっくり返ってしまった時のような声のことをさして言っていることが多いです。
喋るときの声の音色で「あ〜」でもなんでもいいので、だんだん音を高くしていって、ころっとすっぽぬけたような声になった、それが裏声だと思います。
裏声という言葉1つをとっても、人によってイメージは様々ですね。ネットに上がっている動画を見ても、裏声といって出されている声はかなりのバリエーションがあるように思います。
できるだけ、生徒の方とイメージをすり合わせて、伝えたいことが短時間で伝わるように心がけたい、そんな風に感じています。