雨の日の出会い、というのは長続きするそうで。
今朝も何となくしっとりとした1日の始まりのようですね。
今日は披露宴のお仕事に行ってまいりますが、きっといいご縁が結ばれることと思います。

こんな時に思い出される歌詞が
おも~いでは いつのひも あめ

あ、なんか晴れてきたw

昨日はちょっと落ち込むこともあり、嬉しいこともあり。

自分の演奏のパフォーマンスの質について思うところがあって凹んだり、それとは裏腹に、生徒さんがグッと上達されていたり。昨日は3人の方の指導にあたらせて頂きましたが、声質のびっくりするような変化があったりして、自分がやってきたことが少しでも役に立てたかと思うと本当に幸せでした。

昨日は、道端の草花の色や形に妙に心打たれたりして、自然の美しさは言葉に言い表せなくて、だから音楽や、絵画で表現するのかなあなんて。

でも自然が美しく感じる事ができるのは、感じる心があるからで、心がすさんでるときはそんなことにも気づけなかったり。

現代社会では一日中 無機的なものに囲まれて過ごす事が多かったりするけど、有機的なものにしか感じられない美があって、私の中ではそれが一番大事にしたいことかなっておもいます。

いろんな方の演奏を聞く時に、うまくは言い表せませんが、テクニックとかではなく有機的なサウンドを感じられた時、私は心が動くみたいです。
でも、こういうのって、きっとメインストリームではないのでしょうね。

そんなことを思いながら、ひとりで愛燦燦を歌っていました。



下記、美輪明宏さんのNHK朝イチでのコメントが素敵だったので、思います覚書に引用させていただきます。
(文章の出典はfreely.jpさんより)

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人間にはバイオリズムがある。

この世は2つのもので構成されている。宇宙の法則、正と負、プラスとマイナス、陰と陽、光と闇、吉と凶、全く違うもの。

それなのに皆は片方だけを望んでしまう。闇がなければ光も無い。

だから人間はとても調子の良い時があるけれど、最高潮に良い物を手に入れない方が良い。

功績があり、最高に素晴しい賞をもらう、例えば、ハリウッドスターならアカデミー賞とか、アカデミー賞をいくつももらうと、ろくな死に方をしないと向こうでは言われている。

日本でも凄い賞を貰うと、病気や怪我を負ったり、亡くなったりする。身分不相応な大邸宅を建てた人にも、同じようことが起こる。

だから昔の人は「負の先払い」と言って、棟上げ式の時に、紅白のお餅を撒いたり、近所の人にお酒を振る舞ったり、五十銭玉、五円玉を撒いたりして、負の先払いをしていた。すべてはバランスなんですよ。

どこの扉を叩いても開かない悪い時期っていうのは、外へ向かおうとしてもドアが開かないから、じゃあどうすればいいのか、内に向かえっていう指令なんです。

内に向かうっていうのは棚卸しの時期、バーゲンセールの時期じゃない。

だから品物を揃えなさい。

美・知識・教養・技術、そういう自分の財産を増やしておきなさい、そういう時期だよ。セールの時期がくると、アレ?って思うくらい色んなところに突破口が開けていくんです。

そういう時に貯めてたものをバーっと出すと人生がうまく回り出す。

回り出したら最高までいかないうちに、人生は2番手3番手で引いておいたほうが無事でいられる。

あっちがダメならこっちがあるさ、こっちがダメならあっちがあるさ、なにか突破口があるんですよ。