【目が悪いと、こんなにも損をする】



◎集中力を失い、成績が下がる



子供の場合、小学校も高学年になると授業内容もだんだん難しくなってきますが、この頃になると、それまで成績のよかった子がガクンと悪くなることがよくあります。





授業内容が高度になってついていけない、というのではありません。

それまでの成績からみれば理解力は十分にあるはずの子供です。





そんな子供を調べてみると、たいていの場合視力が落ちていることが多いのです。





夏休み前の学校の視力検査で1.0と0.8で、一応正常ということだったのに、二学期位には0.5と0.6という具合に。



ともかく子供の視力低下は驚くほど早くすすむので、母親も学校も、それに気づかず「どうして成績が落ちたのかしら」と心配し、子供にハッパをかけるばかり。





こうした子供は学校ばかりでなく、家庭においても日頃の生活態度がいままでとは違ってきています。





もっとも大きな変化は、集中力がなくなってくることです。





勉強する。

と自室に入っても、30分も机に向かっていられずに、すぐに居間に出てきてしまう。

本を読み出しても、5分もたたないうちに投げ出してしまう。



つまり集中力がないのです。







「どうして、この子はこんなに飽きっぽいのかしら」



「落ち着きがないんだから、この子は」



などと、お母さん方はイライラと怒鳴ったりしている間に、子供の成績はドンドン下がるばかり。





こうした視力が低下した子は、教室で最前列にいればいいのですが、そうでないと黒板の文字が読みにくいため、授業にも身が入りません。



当然、授業内容をキチンと把握できないわけですから成績も落ちてきます。



成績が落ちてくれば勉強する意欲も失われ、さらに成績が落ちてくる。



という悪循環を招きます。





このように、視力低下に気づかずにいて、すっかり勉強嫌いになってしまった子というのは案外多いのです。