「ザ・ベストハウス123」を観て。
CXのHPより文章を抜粋させて頂きました。
病名は「骨形成不全症」。 身長は120cm。S字に大きく曲がった背骨。
足の骨も変形している。
一部の遺伝子の異常で、骨が正常に育たない病。
骨は非常にもろく、ちょっとしたことで折れてしまう。
だが、結婚3年目に、念願の我が子をお腹に宿したソナさん。
小さな子宮。折れやすい骨。赤ちゃんが元気に育つほど、
彼女に死の危険が迫る。
難病と闘いながら決死の出産に挑んだ。
そして、体重2230gとやや小さいが、健康な、男の子が誕生。
夫、ヒチョルは、愛する妻も、希望のわが子も
無事でいてくれたことに、心から感謝した。
やってみなければ分からない。
生まれてきた赤ちゃんは、2人の愛と勇気の結晶だ。
難病を抱えながら、希望を捨てなかったソナ。
そして、深い愛情で妻を支えたヒチョル。
彼らは新たな命と共に、かけがえのない幸せな日々を送っている。
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2008年。中国・広西省南寧市。苦しい不妊治療を乗り越え、
結婚7年目で、ようやく赤ちゃんを授かった、とう・ゆりくさん。
赤ちゃんのからだが、はっきりしてきた、その時、
脳出血で倒れ、救急車で病院へ。
なんと植物状態に。身体も動かせず、意識もない。
呼吸すら出来ない母。植物状態の母の胎内で、育ち続ける小さな命。
だが、死の危険が迫る。妻の無事を祈るしか出来ない夫。
母と子、二つの命がともに、死の危険にさらされる出産。
妻の思いをかなえるために、夫は仕事を辞め、介護に専念した。
妊娠9ヵ月。この時、妻のからだに変化が。
呼吸が早まり、心拍数も上昇。緊急手術が始まった。
身体を動かせない妻から、帝王切開で、赤ちゃんを取り出す。
体重、わずか1718グラム。だが、力強く元気な赤ちゃん。
夫婦の愛の結晶は、無事、誕生した。夫が、喜びの報告を伝える。
その時、なんと、植物状態の妻の足が、動いた!
脳出血で倒れてから7ヵ月、自分の意志で動かなかった身体が、動いた!
出産から1年。さらに、驚くべきことが起きていた。
なんと、既に寝たきり状態ではなく、車椅子に座っている。
さらに驚くことに、自分の意志で腕を動かし、我が子に触れた。
母が子に注ぐ、無限の愛。その愛の力が、極限での出産を成功させ、
そして今、自らの植物状態からの脱出まで、実現しようとしている。
まさに、母の愛が産んだ、感動の奇跡だ。
人間のエネルギーとは凄い、
人って素晴らしい!!
深く感じました。
母親はやはり強い、だけど妻を守り続けた旦那様たちは凄い!!
愛がなければこんな奇跡は生まれないはず。
試練を抱えている人は、優しくて強い。
泣いてきたから人の痛みがわかる。
私はついつい「絶対」と言ってしまいがちなのですが
この世で「絶対」に起こり得る出来事というのは
「生」「死」しかないのだから、むやみに使うなよ、と
昔諭された事があります。
生まれたら死に向って生きていくのが絶対的な事。
幼い頃から何故、人はこんなにも傷つけあうのだろう、
何のために生まれてきたのか
何故、この環境下に生まれてきたのか
何故、こんなに不平等な世の中なのか
そんな事ばかり考える変な少女だった私。
もっと私の人生は違ったはずなのに
なんでこの両親から生まれてきたのか
今なら何となくわかります。
私が自ら選んで生まれてきたからです。
次のミッションを果たすため。
この環境を、この両親を、この顔を、この体を
選んで生まれてきたからです。
それを知った時、思ったのは
何かのせいに、誰かのせいにしない、という事。
諦めたら奇跡は起きないが
諦めなければ奇跡は起こる可能性がある。
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