レスラー | 貴女の不調を元氣に整える運命星アロマカウンセリング

貴女の不調を元氣に整える運命星アロマカウンセリング

貴女の不調は、心のどこかで自分自身や自分の中のオンナの部分を否定してしまうから。
長年培ったアロマセラピー術で、身体の感情と記憶を解放。そして宿命を受け容れる東洋陰陽五行説&西洋占星術で、元氣を取り戻すカウンセリングをしております。



観に行って来ました。「レスラー」

原題:The Wrestler

監督:ダーレン・アロノフスキー

キャスト:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エバン・レイチェル・ウッド
主題歌:B・スプリングスティーン
製作国:2008年アメリカ・フランス合作映画
上映時間:1時間49分
配給:日活


(ストーリー)

人気レスラーだったランディも、今ではスーパーで

アルバイトをしながらかろうじてプロレスを続けている。

そんなある日、長年に渡るステロイド使用がたたり

ランディは心臓発作を起こしてしまう。

妻と離婚し娘とも疎遠なランディは、

「命が惜しければリングには立つな」と医者に忠告される。

主演ミッキー・ロークの熱演で、

第62回ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。

ミッキー・ローク自身も第81回アカデミー主演男優賞に

ノミネートされた。 (eiga.comより抜粋)

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ミッキー・ロークといえば『ナインハーフ』、

 『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』 『エンゼル・ハート』・・・

高校生の頃、純情な???私たちは『ナインハーフ』を友人宅で観て

きゃーーー大人の世界だわ~~~~~~、なんて思ってたものの

どちらかというとミッキー・ロークよりもキム・ベイシンガーに

見惚れてしまってましたねぇ。

ああいう官能シーンは、男優なんか見ないもの、ですよね??

あれ・・・?男目線でしょうか。きっと多いはず、同じ意見の女性の方。


『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』もジョン・ローンの方が好きでしたし。

私が10代の頃は、こうしてセクシー俳優として、

ニヒルな魅力があった印象のミッキー・ロークですが

この作品を観てビックリしました。

53歳にして、この肉体改造はすごいです!!

本物のレスラーですもの。

ミッキー・ロークは猫パンチと称され、一時期スクリーンから

消えてた感があったのですが、『シン・シティ』で来日してた時、

局アナを口説いてて「エロオヤジになったなぁ」と

ますますイメージダウンダウン・・・。


はっきり言ってミッキー・ロークが演じたランディは痛い男です。

不器用なんてもんじゃない。

バカちんです。

娘とのふれ合いのシーンはジーンときました。

なのに全く!バカちんランディ!!


とってもとっても、切なくて痛い。


自分の最期は自分で決める。幕引きは己でやる、という

男って一生闘って生きていくものなのかもしれないな、と

思ったりして。


そしてストリッパーでランディの想い人を演じた

マリサ・トメイに拍手!

カッコ良い女性を演じてらっしゃいました。


私は肉体を酷使して表現をする人に

とても憧れを抱きます。

クラシックバレエの発表会を初めて観に行って

幼馴染みが満身創痍なのに笑顔で踊り切った時、

涙が止まらず、改めて彼女の存在を凄い!!と

思いましたし、

プロレスも昔から大好きで。


失礼ながら、この作品見た後に

『レイジング・ブル』を思い出してしまいました。


ガンズ・アンド・ローゼズの「Sweet Child O’Mine」

この曲でリングへ向うランディ。

そしてラストでかかるブルース・スプリングスティーンの

主題歌が胸をしめつけます。

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三沢光晴さん、ご冥福お祈りします。

二代目タイガーマスクとして

(私たち世代のタイガーマスクといえば佐山さんですが・・・)

リングマットから夢を与えてくださいました。

あのエルボーが見られなくなるのは

やはり寂しいですね・・・。

安らかにお眠りください・・・。