日記を書いてみようと思う。
物書きは苦手と少し敬遠していたが、今日ほど心が軽い日はないだろう。
娘家族と知多半島に旅行へ行ってきたのだ。
なんとも密度の濃い時間を過ごせたと思う。
今朝、娘が帰省してきた。
子供の頃こそ、手を焼いたが今となれば楽しい思い出
刺身の傷みと子供の成長は驚くほど早い。
ついこの間まで、へその緒がついている赤子だった孫が
今ではミルクが欲しいと泣き叫ぶ。
おんでみると、すぐに顔色が変わり母の助けを呼ぶ孫。
そして私。
今では娘がそんな私に手を焼いている。
どこかそれも微笑ましい。
ついつい、孫のことを書いてしまうのは
祖父バカなのかもしれない(●^o^●)
さっそく、今日のことだが、
普段スーツの私は、娘に仕立ててもらった服で旅行に出かけ
予約していた海が見える旅館に急ぐ。
道中の橋の上
ここで写真を撮ろうよと娘が言う。
私は写真が苦手なのだ。
私が拒むと妻の表情が曇り始める。
妻の機嫌と空の天気は変わりやすい。
眉をひそめ、背をこちらに向けたとき
さすが、我が娘だ。
すぐさまお得意の気配りでご機嫌をとり、この笑顔だ。
女性同士にしか分からない絶妙な配慮をしてくれたのだろう
感謝。
その後はなんとサプライズというものだ。
写真館でバレンタイン写真を撮ることになった。
羞恥心でいっぱいになった私はついつい声を荒げてしまったことは反省である。
そこは女性が強い。肝が座っているのだ。
ちゃっちゃと撮るよと背中を押してくれた。
これも妻から私への配慮だったのだろう。
感謝。
膝の痛みと心躍る記憶は長く続く。
この旅行のお土産は思い出という記憶と写真という記録になった。
今思えば、最初の一枚はこの予行練習だったというわけか
娘には一本とられた。
だが、あそこまで強引にものごとを進めようとするところは
私似なのかもしれない。
今夜は少し眠れなさそうだ。