うちの娘（3歳）は変わっている。
ヘンなもの（特に虫関係）が大好きなのだ。
兄（5歳）がいるからその影響かと思いきや、もうその兄など足元にも及ばないくらいの虫好きとなっている。
以前、公園で娘と同年代の子供達が、ミミズ（これって虫か？）を発見したときのこと。
娘も含めて数人の子供達でミミズを棒でつついたりして遊んでいた。
そのときある一人の男の子が、そのミミズを棒に引っ掛けてその場から持ち去ろうとしてしまった。
娘は
「みーちゃん（自分の呼び名）の！みーちゃんのみみず～！！！」
と絶叫し、泣き出してしまった。
お前のだったのか？そのミミズ。
さっき平気で手のひらにのせてたしな。
その後、ミミズは子供らにいじめぬかれ、ついには動かなくなってしまったとさ。
合掌。
また、ある朝、見たこともない妙な色の巨大な蛾が木の幹にとまっているのを発見したときのこと。
娘の兄やその友達も
「ひえ～。」
とビビりながら、棒で恐る恐るつついている状況であった。
なんと娘はその蛾にあと5cmという距離まで顔を近づけ、
「かわいい！かわいい！かわいい！」
と手拍子を取りながらリズミカルに歌い出してしまったではないか。
その場に居合わせた他の親達は、その娘の姿を見て引きつった笑顔で固まっていた。
さすがに娘がその蛾を触ろうとしたときには私も止めたぜ。
変な粉つきそうだしな。
自分の手のひらよりも大きいカブトムシの幼虫も、手のひらにのせてかわいがる娘。
なぜこんなに気持ち悪いと言われている虫が好きなのだろう。
あっ、わかった。
私もそういう虫平気だ。
私の影響かあ。
なんだ。
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