センスやフィーリングの問題かな。。。 | ☆えすぎ・あみ~ごのつづりもの☆

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実家関連の連休明け。

まだ仕事モードに体が戻ってなくって。

 

世間はHOLIDAYなのに くたびれ顔で電車に乗り込む

帰り道。

右肩は 仕事着の下準備(和服とか)の入ったトートバッグをかけて

つり革に掴まり、

左肘には 通勤用多機能バッグをかけて

シートの端の掴まり棒に支えられて、

立ったまま居眠りしかけていた、私。

 

平日でもないのに この時間も混むんやなあ。。。

。。。なんか、後ろの人のボストン当たって 邪魔やなあ。。。

眠い。。。携帯観る気にもならへん。。。

 

あんまりにも後ろのボストンバッグがゴツンゴツン当たって、

RUSH HOUR ほどでもないのにそばから動かない女性を見上げる。

アングロサクソン系のFOREGNER COUPLE。

イマドキ珍しくもない 外国人観光客。

おしゃべりに夢中になってる会話をBGMに また眼をつぶる。

 

その瞬間、電車がガタン!!とゲキ揺れ。

ただでさえよろけ居眠りしている私に

でっかいボストンバッグごとそのLADYがぶつかり寄りかかり、、、

かろうじてつり革1つで倒れ込まなかった私は

眼も覚めるほど、小田急線の急停車を恨めしく思った。

思わず下北沢駅の駅員さん睨みましたYO。

 

すると、すまなく思ったYANKEE LADYが

”I’m sorry! Sorry!”

たしかにEXECUSE ME程度じゃないよね

と思いつつ、とっさに

”You’re welcome.”

としぶしぶ返した私。

感覚的に思う所があったのか、引き続き彼女は話しかける。

”Where’re you goin’ to go?”

”I’m going back home at KAWASAKI”

”Please tell me,Is the SEIJO-GAKUEN station

next?”

私はこの電車が<急行>であることを目視で確認してから、応える。

”I see,no.That station is more next...erm...1st.2nd.3rd...Next to the KYODO station.

Are you allright?”

”I just! I just can see ! Thank you!”

”You’re welcome. Have a good trip.”

”Have a good night, you too.”

 

その言葉通り、成城学園前駅でちゃんと外国人観光客が降車したのを見届けると、

今度は、目の前のシートに座っていた年配のサラリーマンが

おもむろに尋ねる。

「あの、、、お尋ねしますが、今の会話早口でほとんど分からなかったんですが、

最初のユーアーウェルカムと、2回目のユーアーウェルカムの違いは、

何ですか?もし、日本人でらしたら教えてください」

「ああ・・・はい。<すみません>と言われて返す時のは、<大丈夫ですよ>という意味です。Don’t mind <気にしないで>というと相手のミステイクを認めることになるので、違うんです。That’s OKでもいいです。クールに答えるんなら No problem です。

後の方は<ありがとう>と言われて普通に返す<どういたしまして>です。

電車の揺れでよろけるのは彼女のせいじゃないのに、謝ってくれる外国人は珍しいから、

<Welcome>なんです」

 

 

帰宅途中で定年間近のサラリーマンさんに、突如<あみ~ごの英語教室>を

開いちゃった?ので、すっかり眼が覚めましたYO~。

 

 

こういうちょっとしたニュアンスの違いって、

言葉の選び方は やっぱりセンスですよね。。。

日本語の言い回しも難しいけど、

いかに日本人らしい「おもんばかり」が感じられる

英語の言い回し、実に興味深い。。。

最近使われる意味の「忖度」より、まず相手へのおもんばかり

来日したFOREGNERSが また日本人に会いたい!

って思ってくれたら、嬉しいな(^_-)-☆

 

 

 

 

 

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