E90 320iのエンジンオイル漏れ修理のご入庫です。
N42 N43 N46のオイル漏れ定番箇所となり弊社でも連日修理のご依頼がございます。
是非、参考にどうぞ!
ヘッドカバーパッキンからの漏れ
パッキンが経年劣化で収縮・変形・硬直しますのでBMWグレードを問わず定期交換箇所となります。
漏れを放置するとエキマニに付着するとオイルが燃えて煙が発生、プラグホールにもオイルが混入します。
初期段階のオイル滲みでも直ぐに「漏れ」に進行しますので早めの整備をお奨めします。
ヘッドカバーを脱着しますのでエンジン内部の状況も把握できます。
バキュームポンプからのオイル漏れ
エンジン後方上部に装着されていて、ブレーキの負圧を作っているバキュームポンプ。
コレ、よく漏れます。
分解してシールを交換するキットも出回っておりますが、施工しても直ぐに漏れが再発するようで悩みどころです。
弊社では、対作済みの純正もしくはOEM品と交換しております。
そうすることで確実に漏れが止まります。
VANOSを制御するソレノイドバルブのシールリングよりオイル漏れ
エンジンブロックに刺さるように装着されているソレノイドバルブにはそれぞれ2個のシールリングを使用しております。
ここもゴムパーツなので劣化します。
オイルフィルターユニット付近からのオイル漏れ
オイルフィルターユニットとエンジンブロックの接続部にはシールリングを2個使用しております。
ここもオイル漏れ多発箇所となります。
グレードによってはオルタネーター・Vベルトを脱着してからの交換となります。
オイルレベルセンサー 故障
エンジン始動時に数十秒~数分間だけエンジンオイルレベルの警告が点灯する、しかしオイルレベル量は正常となればセンサー不良です。
正常に判断していないセンサーなんか意味がないですね・・・。
交換しましょう!!
AT接続コネクター用スリーブからのATF漏れ
ATF漏れのお決まり箇所です。
オイルパンを脱着しないと交換できない箇所となりますので、ついでにATF、ストレーナーも一緒に交換してしまいましょう。
弊社では、純正または純正OEMの「ZF」製のオイルパンを推薦しております。
社外品は粗悪なものが多い為、交換しても直ぐに漏れが再発してしまいます。←これ本当です!!
by espri