早稲田大学の、人間科学部(所沢キャンパス)内に設置されている、通信課程のコースです。

入学試験は、入学動機などいくつかの小論文と面接です。

学科は、人間環境科学科、健康福祉科学科、人間情報科学科の3つです。

どの学科に属しても、学科をまたいで講義を選択し、学べます。学部の授業も受けられます。

 

授業は、パソコンで学ぶ動画をベースに、1週間単位で、14回から15回の講義をこなします。それが、4月から7月初めまでの春学期と、10月から2月初めまでの秋学期で、一年が構成されています。

科目ごとに違いますが、毎回テストや課題があります。BBS内で学生同士討論したり、教授やコーチに質問します。中間と期末にレポートやテストがあります。パワポでの研究発表がある科目もあります。

各回に締め切りがあるので、サボれず追い込まれます。とにかく時間が足りません。

講義は手も足も出ないくらい難しい科目もありますが、概ね面白く感動します。

 

所属学生は、大卒(一部短大、高専など含む)が2/3。修士、博士を持っている学生もかなりいて、とにかく皆さん、優秀です。

仕事も、それなりの企業勤めや、キャリアをお持ちです。ごくまれに主婦の方もいますが、ボランティアなどを通して積極的に社会活動している人の印象です。

早稲田のeスクールは、他の大学の通信と違って、通学の学部生と授業料が変わりません。

卒業までにおおよそで400万から500万円くらいはかかります。サークルに入ったり、イベントに参加したり、飲み会に出ていると、もっとかかってきます。

 

文理融合しているので、文系、理系のどちらからでも来ています。

年齢層は、40代、50代が多い印象です。80代まで学んでいます。

20代、30代はとくに仕事が忙しいはずなので、よほど覚悟しないと両立は大変すぎると思います。

部下を持って、少しだけ残業が減ったので、通い出してみたら大変すぎて詰みそう、という学生が、泣きそうになりながら切磋琢磨しています。

 

また、居住も多様です。北海道から沖縄まで、満遍なく。関東と首都圏の割合は多め。また海外在住も1割くらい。世界中に学生がいます。

海外を飛び回って仕事をしながら学んでいる仲間もいます。ネットがあるからできる学び方です。

 

職業もさまざまで、よく講義の中で教授が、「あっ!と驚くような経歴の、すごいキャリアの人が学び直している」と、表現されますが、学生同士でもディベートとかすると、いつの間にか高くなっていたみたいな鼻をポキポキへし折られ、仲間のすごさに落ち込むことは毎週です。だから面白い!とも言えます。既卒者は、卒業資格がほしいわけではなく、学びたいから学んでいるという感じですね。

難しい課題は人生経験でカバーしていますが、高校から進学した10代、20代初めの学生は偉いな、よくついていけているなと感心することもしばしば。なかには老成したといえるほど成熟した若者もいるので、彼らから学ぶことも多々。

考える力に相当自信があってもやり込められる、でも自らの成長が嬉しいマゾ気質にはおすすめです。

 

大卒や短大卒で既存の単位が認められると、最短で3年で卒業できます。6年間在籍可能です。αコースといいます。

高校からだと、最短で4年、8年間在籍可能です。βコースです。

最短で卒業するには、仕事もやめて全振りするくらいでないと、時間が取れないので、途中で「ゆっくり卒業することにした」と、趣旨替えする声はよく聞きます。

 

半分くらいは休学、またそこから退学してしまうようなので、なんとか自制して、学ぶ姿勢を保つ工夫は必要です。

今の時代はSNSで繋がる術があるので、学生同士、励まし合いながら学んでいます。