海外に行くと日本での常識が世界では非常識である事が多々あります。

海外旅行や異国で生活をしたことのある人なら感じた事があるのではないでしょうか。

アルゼンチンの駅のホームや電車、バスに乗るとよく生活の為に小学1年生ぐらの子供から大人が、お菓子やおもちゃ、文房具などを売りに来たり、歌を歌ったり演奏などのパフォーマンスをしてお金を稼いでいる光景をよく目にします。

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バスやタクシーなどは日本では手を上げたら必ず止まるものですが、アルゼンチンでは止まらない事はザラにあります。

日本だったら止まらなければほぼクレームがきますし、電車やバスなどで歌を歌ったり演奏をしたら確実に迷惑行為で怒られますし、周りから変な目でみられます。

しかしこっちでは怒る人は誰もいませんし、変な目で見る人もいないのですし演奏が終わればみんな拍手喝采でコインを渡すのがマナーなのです。

こっちでは日本みたく仕事がなくてもお金を貰える保証制度もなく、生活するのに必死な人達がいっぱいいます。

日本帰ってきてすぐ電車に乗ったの時の事なのですが、お年寄りが乗車してきて座席がほぼ満席なのにみんな気づかないフリだったり、譲る勇気がなく恥ずかしいのか誰も譲らない事にビックリし寂しさを感じました。

みんなが皆そうだとは限りませんが、アルゼンチンだとお年寄りや妊婦、小さな子供を連れた女性が
乗車してくれば、素早く誰もがスマートに席を笑顔で譲ります。

いまの日本に足りないのはこうゆうトコなんではないでしょうか。

これから子供達には人間性もしっかり伝えていきたいと思います。