ネタバレ含んだ感想です。嫌な方はご注意下さいm(__)m
【あらすじ】
小さい頃から時々変なものを見た
他の人には見えないらしいそれらはおそらく妖怪と呼ばれるものの類
妖が昔から見える少年・夏目貴志。
祖母が作ったという妖怪の名前が書かれた「友人帳」。
友人帳に書かれている妖怪は呼び出され何かを命令されたとすれば必ず従わなければいけない。
友人帳を手にした貴志は妖怪達を解放すべくその名を返してゆく決心をする。
大妖・斑(ニャンコ先生)に自分にもしもの事があったら友人帳を渡す事を条件に用心棒になってもらい、夏目が人と、妖と、触れあいながら成長していくLaLaの看板あやかし譚。
【感想】
1月以来半年ぶりの新刊ですよ~\(^O^)/
いやしかし、本誌は毎月読んでるし冬はアニメやってたし春は一番くじに乙女祭り、さらには中野の夏目展(まだ行けてないけど)、それに吉森さんのピアノコンサート(落選したけど)いつも夏目友人帳と触れあっているので(笑)あんまり久し振りな感じはしない。
半年経つのは早いなぁ…
さて本編。
今回は緑川先生が書いてたように、妖盛り沢山の妖巻でした!
あと、具体的に夏目がレイコさんに興味を持ってたね。
音無しの谷の回の妖のかわいさったら!
小物妖怪達の障気にあてられ、声が出なくなった夏目をレイコさんだと思って助けてくれた妖怪。
しかも何気に小物妖怪を腕一振りで一掃する強さを持つ…
今までもだけど、こうやってレイコさんとの再会に想いを馳せる妖怪は多いですよね。
賑やかで嬉しい事が大好きな妖怪、レイコさんとはもう会えないけどその孫が来てくれて嬉しいと。
泣かせるじゃないの…
しかも口調がつたなくて単語口調なんですよね。
それが余計に切なくさせる。
いたずらな雨の回。
夏目がタオルを拾った事から始まった回。
そのタオルは人間からもらったタオルを50年返せずにいる妖怪のお話。
普段は視える事がない妖怪が、時に雨等の天候とかで視えてしまう事があり、雨ではしゃぎ回ってた時に妖怪が見えない人間に視えてしまい会話を交わし雨で風邪引くよとタオルを差し出してくれたわけですが…
そのタオルの持ち主が妖怪が見えたのはたった一度であり、それ以来返せずにいたんですね。
返すだけなら置いていけばよかったのです。と思いながら50年。
夏目により返す事が叶ったわけですが、やっぱり幾度雨が降っても会えないままだったので切なかったです。
というか、夏目友人帳におけるこの手のエピソードはいつもそうなのですが、本来人間を脅かすはずの妖怪がこのように一度触れ合わせた心をまた合わせたいという想いの様子を見るのは本当に心が温かくなりますね…
あと、はじめは口が悪かった妖怪が夏目と話してるうちに夏目様~と呼び敬語になってるのも微笑ましかった!
これは夏目の優しい人柄がそうさせたんですね。
カヤツボの回。
突然人形を返して~と夏目がツボに追いかけられる事から始まります。
しかもそのツボは昔レイコさんと関わりがあったようで、レイコさんの事ドロボー呼ばわり。
元々はその人形は違う持ち主だったというのに…とんだ言いがかりですよ。
その持ち主に返したいと申し出るレイコさんを前に聞く耳持たない妖怪です。
結局夏目が人形を探しだしそのカヤツボという妖怪は去っていったわけですが…
人形を返さないと夏目の大事なものをもらいにくるという妖怪に恐ろしさを感じました。
返せなかったらどうなってたんだろう…
夏目にとって、人との関わりが一番大切なものなんですよね、きっと。
以前はいつも一人だった夏目ですが、今は違うんですもんね。
塔子さんや滋さん、田沼や多岐もいる。
もしその人達が傷つけられたら…と動揺だって隠せない。
上記の小物妖怪に襲われた時だって一番に塔子さんの心配をしていたしね。
その夏目が大切な人を守りたいと思う気持ちが思いやる気持ちが、特に理解人の田沼には少し裏目に出てるような気がします。
田沼は田沼でもっと自分を頼って欲しいと思ってるんですよね…
心配して家まで訪ね「あとで話すから、とりあえずここから離れて」と言われたらそりゃ切ないですよ。
でも夏目としてはちゃんと向き合ってるのに、やっぱり夏目は妖怪とのコミュニケーションの方がうまくいってる気がするんですよね~
全体的には、レイコさんについて掘り下げ始めた巻でしたね!
あと、夏目はニャンコ先生がいないともう生きていけない様な気がする(笑)
ニャンコ先生がいないと買い物ひとつできないとへこむし、街へ買い物行くときもニャンコ先生がついて行くとわかった時かなりホッとしてるし、塔子さんの無事を委ねるし。
というかニャンコ先生の存在偉大すぎ、頼りがいありすぎ!
可愛くてかっこよくて頼りになるニャンコって最高すぎる。
斑姿のニャンコ先生もふもふしたい…