　今月１９日、ＡＫＢ４８元８期研究生のゆりりんこと佐野友里子さんの生誕祭がありました。
　
　らぶどる正規メンバーに昇格したときのブログも涙でしたが、生誕祭の感想やそのセトリの理由も涙。そして、ゆりりんは十字架であった「AKB48研究生」の時代に感謝しつつ笑顔で次のステージを進み始めています。「もう突然いなくなったりしないからね」か。
http://ameblo.jp/sano-yuriko122/entry-11455125959.html
http://deview.co.jp/News?am_article_id=2020813

　ゆりりんの同期の植木あさ香ちゃんと９期の森杏奈ちゃんが生誕ライブに来ていたそうですが、そのあさぽんはモデルとして活動中でブログも始めました。今日はツインテール協会の撮影があったそうで、久しぶりに可愛い笑顔が見られました。

　仲俣汐里の昇格の一週間後、突如研究生を辞退して東京を去った元１０期研究生のゆうちゃんこと金澤有希も研究生を辞めた当初のことを昨日ブログに書いています。現在は：e-StreetSAPPOROストリート生。

　なぜ急に心境を書く気になったのかわかりませんが、ひょっとしたらゆりりんのブログを読んだのかなぁと。彼女の突然の辞退からもうすぐ２年。ようやく振り返る余裕ができたのかもしれません。　
http://ameblo.jp/e-street-sapporo/entry-11455494849.html

　今週末の土曜日、元９期研究生の石黒貴己がリスタートします。僕も地下ライブ好きだし、仲間も地下ライブ好きが多いので都内で活躍しているグループはおおむね名前くらいは知っていますが、このライブは聞いたことがない演者が大半。でも、やっぱり応援する気持ちになります。注文を付けるとすれば髪の毛の色はもう少し暗い方がいいｗ

　自分の意思に反してＡＫＢを去らざるを得なかったメンバーたちが、もう一度アイドルとしてリスタートしようとしているのを知るたび、心からがんばってほしいと思うし、逆にＡＫＢで昇格できたメンバーは、そのポジションに安住しないで彼女らと同じ気持ちの強さで前へ進んでほしい。

　ゆりりんの生誕ライブがYAHOOニュースで流れたとき、「こんな地下アイドルに入っても未来ない」というコメントが付きました。そうでしょうか？ビートルズだってゆずだってももクロだって、ストリートや地下、倉庫みたいなところから出発しています。いかなるブランドも泥まみれの時代なくしては成立しません。らぶどるだって２年数か月前のスタート時はお客は数人、ライブハウスは１０畳くらいの地下室、曲はハロやＡＫＢのカバーだけだったけど、辛い時期を乗り越えて今や都内のインディーズグループの中では有数の人気グループです。（らぶどること愛乙女☆DOLLも、リーダーの愛迫みゆちゃんは、元７期研究生の上遠野瑞穂。らぶどるはこの子のリスタートから始まっています。）

　あえて言えば、巨大化し、組織化し、メンバーもサラリーマンみたいになってしまっている４８グループの方が個々のメンバーを見ると未来が見えてこない気がします。桑原みずきがＳＫＥを卒業する理由が現在の４８グループを象徴しているともいえます。グループ全体は果てしなく「○期研究生」を入れていけば存続できるかもしれなくてそこには未来があるけど、個々のメンバーの未来はどうなんだろう。でも、桑原のように「自分の未来はグループやプロデューサーが作ってくれるものじゃなくて、自分で作りにいかないと」と思って行動する子が出てきたということは、逆説的に４８グループのメンバーにも未来があるなと思えた次第です。

　ＡＫＢではないですが、今週日曜日、また一人卒業を見送ります。もう、伝えるべきことは伝えたような気もするので最後のライブは、その子がパフォーマンスを通じて送ってくれるであろうメッセージを受け取りに行く感じです。

　「人生にいろいろ選択肢はあるけど、自分が選んだ選択肢は常に正しい。」そう思うとくよくよせず、前に進む勇気もわいてきます。

　みんな頑張れ！君たちの選択は常に正しい！

それぞれのリスタート