こんにちはニコニコ


今日はオススメの洋書です。

ズバリ


Wonder


です。





映画にもなってますし、日本でも日本語訳の本が発売された時、本屋でよく見かけたので、ご存じの方も多いと思います。





オススメのポイント

  • ストーリーが、大人が読んでも、面白い!
  • 1章が短いので、読みやすい
  • 日常会話の表現がたくさん学べる
  • 難しい単語がそんなにないし、分からない単語があっても、ストーリーが理解しやすい

現地の子だと、小学3〜4年生が読むくらいのレベルですが、大人が読んでも面白い児童書と言うのは、英語学習者にとって貴重な1冊です。




日常会話の表現もいろいろあって、勉強になります。例えば、

主人公Augustが学校案内に行った時、校長先生がAugust のお姉ちゃんについて聞く場面。
“Where dose she go to school?“
→どちらの学校に通っているの?
私なら、文法的におかしくない?!、which school does she go to?と聞いてしまいそうですが、このセンテンスを知ってから、本当にネイティブの人はこの表現を使っていましたし、ナチュラルな表現のようです。

そして、その質問に対してお母さんが
“She’s starting Faulkner High School this fall.”と答えます。
Be starting は、試験などをして入学した時に使い、自動的に進学する場合はBe enteringを使います。
だから、次は5年生になります、とか新学期前に言う時は、”He’s entering 5th grade.”と言います。

あとは、この本で知ってよく使う言葉
“Never a dull moment”
次から次へと子供たちの話を聞いたり、対応することがある時にAugust のお母さんが言った言葉。
訳すと、退屈になっている暇はない、息つく暇がない、でしょうか。
本当に!と思った一言です笑い泣き


他にも、表情や場面を描写した単語がたくさん出てきたり、本当に勉強になります。


日本語訳の本を読んでから挑戦してみるのも良いかもしれませんし、英語で分からない部分をチェックするために持っておくのも良いかもしれません。


娘は日本語版を読み、現地校6年生の時に、ELの授業の教材として、少しWonderを読んだそうです。息子は4年生の時に自分で読んでいました。


私は、日本語も英語もどちらも読みました。
更に言うと、この続編の本があります。

これは、Wonderが発売されると、『ジュリアン(いじめっ子)になるな』というスローガンが出る程のムーブメントがありました。そこで、続編を考えていなかった作者が、ジュリアン、クリストファー、シャーロットという3人の立場からの物語を書き加えたのです。

ジュリアンは確かにいじめっ子で、悪いことをするのですが、私はこの続編を英語で読んで、ジュリアンの章で号泣しました。
こちらもオススメの良書です。

もちろん、こちらも日本語訳が出版されています。


難しい英語はなく、でも勉強になり、大人が読んでも内容が面白いと言う本はなかなかないので、本当に是非読んでいただきたい1冊です。