なぜコロナワクチンを打つまいと思ったかといいますと、これがまだ治験段階にあるワクチンであることを別にすれば、私にある忌避的な感情を呼び起こしたからです。

 

 

1980年代の終わりごろエイズ騒ぎがありました。そこでHIVウイルスの持つRNAがヒトのDNAに「逆転写」されることを知って、大いに驚きました。というのは、これまで「転写」はDNA⇒RNAの一方通行であり、その逆はあり得ない(セントラルドグマ)とされていたからです。

 

 

私は、ワクチンのRNAが確率的に「逆転写」を起こすのではないか、転写されたDNAが永遠にスパイク蛋白を産生するはめになってしまうのではないかと恐れたのです。

 

 

これは素人考えではありましたけれど、調べていくうちに「逆転写」を心配している研究者もいることを知りました。そして、実際「逆転写酵素」を持っている人もいることが報告されています。

 

 

まあ、実際問題としては、このことは杞憂に近かったようで、むしろ最近の研究では、製造過程でワクチンに残留するDNA断片の方が問題化されています。

 

 

でも、最初の心証が非常に悪かったことは事実です。そもそも自分自身の体の細胞に異物(抗原)をつくらせるという発想が、感覚的に受け入れられませんでした。

 

 

 

ワクチンを接種すると、ⅿRNAは速やかに血流に乗って全身に届けられます。そして、血管や臓器や筋肉の細胞に侵入し、プログラムに従って盛んにスパイク蛋白を産生します。人体は兆単位のスパイク蛋白の入れ物になるわけです。

 

 

ⅿRNAが侵入した細胞は異物と見なされ、免疫細胞の攻撃を受けて死滅します。・・・・これだけでもいやな気分なのですが、血管の内皮細胞(内側をコーティングしているなめらかな細胞)にⅿRNAが侵入した場合(これはごく普通に起こります)、事態は一層深刻な様相を呈します。

 

 

内皮細胞が死滅すれば、そこは血管の傷となり、その修復のために血小板が動員されますが、そのことが血栓を生じさせる原因になります。また、過剰なスパイク蛋白自体が内皮細胞を傷つけますし、免疫反応による抗原抗体複合体を形成することによって、また血栓の原因になります。こういう作用が心臓血管や脳血管で起きた場合、必ずというわけではないにしても、心筋梗塞や脳梗塞の危険性を孕むことになります。

 

 

・・・・と、ここまで書いて、いささか自己嫌悪を感じて来ました。

 

 

ワクチンを打った人にとっては、実にいやな気分になるだろうことは容易に予測されるからです。「今さら何でそんな嫌味なことを言うのだ? これだから『反ワク』は・・・・。第一、何度も打った自分は何ともなっていないよ」とか。

 

 

いやいや、済まなく思っているのです。コロナ事態が全く過去の出来事なら、書かなかったでしょうが、実際はまだ終わっていないのですよ。この秋からレプリコン・ワクチンという更に危険なワクチンの接種が始まります。

 

 

私は、誰一人としてこのレプリコン・ワクチンを打ってもらいたくないために書いているのです。大きなお世話だと言ってもけっこうですが、私は、もう何人もワクチンが原因と推測される疾病で友人を失っているのです。

 

 

後悔したくない。そのためには嫌われても構わない。そんな気持ちです。

 

 

思わず情緒的でまとまりのない記事になってしまいましたが、性懲りもなく明日か明後日に「つづき」を書くつもりでいます。