愛美さんの小説に登場するHALさん(愛美さんの恋人と設定されている)について、私は「よく理解できない」という意味のことを、この前のブログに書きました。
正直な感想であったとはいえ、もう少し待てば小説が明かしてくれるかも知れないのに、性急に過ぎたようです。愛美さんにアメンバー限定記事で強引に大事な「秘密」の一端を語らせてしまったようで、申し訳なく思っています。
HALさんの映像まで公表されたのには驚きました。なるほど、このイケメンぶりではジャニ・・・・やめときましょう。
とにかく、私は、ムシンケイにも極めてセンスィティヴな事柄に足を踏み入れてしまったようです。
私が何故HALさんに拘ったのかを考えてみました。
勿論この小説の核心的な人物がHALさんであるからなのですが、それとは別に、ある種の嫉妬の感情が関与しているらしいことが分かりました。それが何なのか・・・・と考えているうちに、はたと気づきました。
私は、HALさんのことを、「娘の彼氏」と同じ位相で見ていたということにです。私は、年齢からいえば愛美さんの爺ちゃん相当ですけれど、山本五十六の例もありますし(笑)、ぎりぎり父ちゃん相当になれるかな?
やっぱりね、父親は娘の彼氏には厳しい目を向けるものです。「ここに連れて来い。じっくり話し合って、どんな男か判断してやるから」などと、娘が嫌がりそうなことを平気でやろうとします。←何の役にも立たない、通過儀礼みたいなものなんですけれどね。WW
さてと、全く関係のない話なのですが、この小説が出版されたとしたら、どのくらいの量になるのだろうと考えてみました。大長編小説になることは間違いありません。
「カクヨム」には発表された分の文字数が記録されてあります。その数字をもとに、今までの全文字数を概算で出しますと、何と347万字になりました。
長編小説として定評のあるトルストイの『戦争と平和』が厚手の岩波文庫版4冊で、計算したところ、文字数はおよそ161万字です。『あなたは誰?』は、まだ前編だけで優に『戦争と平和』の2倍の量に達しているのです。
世界最長小説は、一応プルーストの『失われた時を求めて』とされていて、文字数は961万字です。愛美さんの小説もそのぐらい行くんじゃないでしょうか? ギネス級ですよ(笑)。
となると、これを読み切るのは大変なことになりますね。出版の際にはずっと短くするのか、このままなのか・・・・。
もっともっと読者は増えてほしいのですが、量的な問題をどう解決するか、いずれ考えなければならないようです。楽しい悩みですけれどね。