このところ印鑑彫刻の仕事が忙しくてブログを書く気にもなりませんでした。
忙しいのはいいのですが、どうも失敗が多くなっているのが問題です。間違えるはずのないところで間違えるので、ずいぶん印材を無駄にしました。
原因は、視力が衰えているからなんですね。若干白内障気味なので、それが進んだのだろうと思われます。細かい字がかすんでイライラばかりが募ります。
ダメですねえ。「目も見えずさふらふ」と嘆きながらも、穏やかな救いの境地に達していた親鸞さんとはえらい違いです。
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本日をもって、私の親父が生きた時間を越えました。75年6か月と1週間です。
親父が死んだときには、もう少し生きていて欲しかったと思ったものですが、当時はちょうど平均寿命ぐらいだったんです。末期癌でもあったことですし、まあ天寿を全うしたと言ってもよかったでしょう。
今は平均寿命も7年ばかり伸びていますので、しばらくは余生を楽しみます・・・・とは言っても、ぜったい七転八倒の余生になるに決っているんです。老成するわけないんです、このタマが!
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ワク7回打った高齢者二人(男性と女性)と最近話をしたのですが、二人とも体の調子はすこぶる良いと言っていました。
具合が悪くなることを期待しているわけでは決してないのですけれど、私の出る幕はなさそうなので、ワクについてはほとんど話題にもせずに別れました。
しかし、後で「鹿先生」が言っていたことを思い出して、ちょっと愕然としました。鹿先生は、高齢者が繰り返し接種をつづける理由として、免疫抑制作用によって、ワクが効いているうちは持病の苦痛から解放されるからだと言っていました。
その動画見たときには、それは言い過ぎではなかろうかと思ったものですが、現実に体調が良くなったと証言する人に出会ってみると、さもありなんと思いました。
ただし、これは麻薬的効果であるに過ぎませんから、体調の良さを維持するためには今後も打ち続けなくてはなりませんし、その過程のどこかで重篤な感染症や癌に侵される可能性もあるわけです。
やっぱり、もう止めた方がいいと思いますよ。平均寿命まで健康に生きるつもりがあるならば。