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マカオのカジノで人生を見つめ直すブログ(仮)

マカオでカジノに足を踏み入れてから早や数年。
大きくは勝てないが、長く楽しむことを目標に、頑張っています。

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19:00
 
B級グルメの応酬で腹が一杯になった。
マカオの食べ物には外れがない。
 
ここまでの戦績は+4,700
プラスではあるが、吹けば飛ぶような額である。
 
翌日の飛行機は、午前9時台出発の成田行エアマカオなので、カジノで徹夜する覚悟の下、リスボアに移動した。
 
リスボア2階併設のエリートルームに入る。
ここは、最近すっかり私のホームグラウンドとなっている。
 
夜のいい時間だというのに、このエリアは人が本当に少ない。
 
入口から入って向かって左側に、3台のMIN500テーブルがオープンしていた。
 
罫線を見たところ、どのテーブルも特に良い材料はなかったので、
最も美人のディーラーの台に座る。
 
この不純な動機での台選びが成功し、500→1,000→2,000のトリプルアップが見事成功。
 
その後も数ゲームプレーするが,行って来いの展開が続いたので、
トリプルアップの勝ち分から若干削られた勝ち分3,000ドルを確保して台を変える。
 
このエリアには、ほかの客は相変わらずおらず、
私がここに入ってきた状態のままで罫線は止まっていた。
 
「この台はどうかな?」と思いながら新しい台でプレイをスタートすると、
ここでもトリプルアップが見事に成功。
 
そうしていると、バックパッカーのような風体の中国人の男が入ってきた。
 
男は、ズタ袋からチップをバラバラとテーブルの上にぶちまける。
 
そんななのに、持っているチップは私より多い(笑
 
男はおもむろに紫の1,000ドルチップ数枚を持ち、ベットする。
私と賭ける方向が一緒だったので、すっかりドライバーを取り上げられてしまう。
 
ドライバーとなった男が絞りながら、突如奇声を上げた。
 
奇声というのは、テンガーやチョイヤーではなく、言葉にならない全くの叫び声。
(マカオのカジノにおいては、テンガー・チョイヤーを初め、
コン・サンピンなどと叫ぶ声は、奇声とは決して言わない。)
 
男が叫び声を上げた後で放り投げたカードを見ると、見事なナチュラルだったので、こちらも「おおっ」と声を出してしまう。
 
その次の2戦目、またもや男が奇声を上げる。
 
私は「よしっ!勝った!」と思ったのに、開かれたカードを見ると、
リャンピン・サンピンという、いわゆる不毛の組み合わせだった。
 
どうやら、その風体といい、ちょっと異常な方だったようだ。
 
その後も勝とうが負けようが、とにかく奇声を上げることが毎回続いた。
こりゃたまらんと思い、良い罫線だったがこの台では手じまいとする。
 
もう1つ空いているテーブルがあったのでそこに移動。
 
ディーラーはぎこちない動きをする新人おばちゃんだった。
 
先ほどのテーブルから届く相変わらずの奇声を聞きながら、1人で地味にプレイすると、ここでも良い勝率を維持。
負ける気がしない。
 
日本出発時に気になっていた歯の痛みは、全く感じなくなっていた。
こういうときのバカラほど、人生で楽しい瞬間はない。
 
調子が良い時はベット額も若干大きくなる。
自分としては大きめの3,000ドルをベット。
 
プレイヤー・バンカーともに3枚目勝負となり、バンカーに賭けていた自分は3枚目を引くも、1点足らずに敗戦。
 
のはずだった。
 
なぜか、ディーラーは私の駒を引かずに、私を見て、
「早く駒を下げろ」
という顔をする。
 
私の中では、「若干大きめのベットが1点負け」というアツい状況だったので、頭が茹だっており、
言われるがまま駒を引いたのだが、ディーラーもサッとカードを引いてしまったため、勝敗の確認ができなかった。
 
ディーラーは
「早く次を賭けろ」
という顔をしているが、私は頭の中で先ほどの両サイドに配られたカードを1枚ずつ思い出しながら検証していた。

ところが、何度考えても1点差で負けている結果としか思えない。
 
これってピットボスからディスピュートが入るのかな?
ならば、早めに次のゲームを始めたほうが良いのかな?
さっきのゲームで負けてないから、ベット額は高めに維持するべきかな?
こんなことって滅多にないから、流れが来ていると考えるべきかな?
 
などという思考が頭の中でグルグル回り出し、結局、先ほどと同額でバンカーにベット。
 
ディーラーがめくったプレイヤーのカードは、あっさりナチュラルでさくっと負ける。
 
負けた後で、
「そうだった!トラブルの後は、一刻も早くカジノから立ち去るのが正解だった!」
と気付いた。
 
3,000ドルを捨ててしまったに等しいことを後悔し、逃げるようにカジノから立ち去った。
 
エリートルーム2階 +8,900
 
勝ちを容易に積み上げられたことと、最後の微妙な出来事があったので、気持ちを落ち着かせるため、取りあえず部屋に戻る。
 
部屋はコーナールームで、浴室から広角で夜景を見ることができたので、
普段のマカオではあり得ないほど長い時間、風呂に入りながら夜景を眺め、その間にすっかり準備が出来たサウナに入り、グランドリスボアの部屋を満喫する。
 
マカオでこんなにゆっくりするのは久しぶりだなあ。
などと思っていると、つい先ほどまで徹夜覚悟だったのに、戦闘意欲を全く失ってしまった。
 
ただ、ホールドを解除しておく必要があったので、モナリザに移動。
Eさんを見付けて、ホールドを解除してもらう。
 
そして戦闘意欲を失っていた私は、目の前に人のいない手頃なバカラ台があったにもかかわらず、
これをスルーしてホテルに戻るという荒技を実行した。
 
午前9時発の飛行機なので、最悪2時間前に起きれば間に合うと考え、
スマホのアラームを午前7時に設定し、就寝。
 
2017年1月マカオ⑦に続く。