午後1時
アマラル広場に行き、回力行きのバスに乗り込む。
車内では先ほどの戦いを振り返っていた。
−5,000で負け逃げとするのは予め決めていた。
なので、プレー内容自体には後悔はないが、
問題は1度勝った場所に戻ってプレーを始めたことにある。
「博打の枢要は勝ち逃げにあり」
(詠み人知らず)
この言を破って1度勝ったカジノに戻ってくると、だいたい負ける。
分かっていながら、カードを絞れることに喜んで禁を破るとこの有様だ。
後悔しながらもバスは進み、海立方裏にあるバスの終点に到着。
とりあえず海立方に入って見学。
相変わらずの喧騒だった。
2階に上がると、かつて中国麻雀エリアだった場所に回力への渡り廊下が開通していた。
この渡り廊下を通って回力に入ることにする。
するとそこには、出来たての清々しい空間が広がっていた。
全体的に茶系を基調とした綺麗な内装。
2階、中2階、1階の3フロアが稼働していたが、特徴的なのは、バカラ台が小さいこと。
一台に5〜6人しか座れない。
カジノごとに台数制限が設けられていることからすれば、台を大きくして、できる限り一台で多くの客を座らせるほうがいいとも考えられる。
たとえば、20〜30人が同時にプレイできるファストアクションバカラは、その最たるものだろう。
なのに、台を小さくするのは、どういう思惑からなのだろうか?
1階でパンを配っていた。
この日まだ何も食べていないことに気付き、パンと一緒にコーヒーをもらい、本日初めての食事とする。
エレベーターの表示を見たところ、カジノのほかはブッフェレストランとホテルになる様子。
1階はファンタンで盛り上がっていた。
中2階にブラックジャック台(MIN100)2台を発見した。
一台は現地の方々で盛り上がっていたが、ディーラーが圧倒している様子。
客が付いていないもう一台に座り、プレー開始。
勝ち負けのコマ数が+5〜−5の範囲で推移する。
しばらくBJをやる機会がなかったので、BSを思い出しながら、フラットベットで戦い続ける。
(Aが絡んだときが難しい)
そのうち、隣の台で打っていた現地の方々が、こちらの台に移動してきた。
移動してくるということは、隣の台で負けたということ。
なので、運気の悪い方々に巻き込まれたくないという思いから、
その隣の台のほうに私が移動し、ちょうど入れ替わる形になった。
こちらのディーラーはなかなか強く、一時だいぶ押されたが、プラス圏に戻ったところで終了。
トータル30分ぐらいのプレーだったが、久々のBJを楽しむことができた。
回力(BJ)+600
バカラ台もそこそこ数多く揃っていたので、良い罫線を探しながら慎重にベット。
初めてのカジノでは勝利を刻みたいと思い、またもやプラス圏のうちに終了とした。
回力(バカラ)+2,100
隣の海立方と同じ経営のようだが、回力のほうは落ち着いた雰囲気でとても良い。
外に出て記念撮影。
金龍に移動。
金龍も改装したとの噂を聞いていた。
中に入ったところ、確かに変わっていた。
いままでエリアが細かく区切られていたのが、ワンフロアぶち抜きになった印象。
客のいない台に座りプレイ開始。
この旅で、リスボア系以外のカジノでプレイするのはここが初めてだった。
罫線の表示方法が違うので、読み間違えないように気をつける。
あとはトランプの硬さが違う。
こちらのトランプのほうが硬い。
絞る際に、カードがなかなか手に付かず、手が滑ってしまう。
するとなぜかディーラーがそのタイミングで、逆サイドをオープンする。
「なんだよ、俺がもたもたしてるからって、勝手にオープンするなよ。」
それが2、3回続いたところで気づいた。
手が滑った後、私が手を無意識にヒラヒラさせていたのだ。
それをオープンの合図とディーラーが思った様子。
そうか、合図に忠実だったんだね。
ごめんなさい。
そうこうしているうちに、こんどは親指の先端に痛みが走るようになった。
指を確認すると、筋状の傷が何本も入っていて、指の先端がパックリ割れて血が出ていた。
絞るときにはカードの端に手を当てるので、そのときに普段よりも硬いカードが親指の先端をこすり、カードがナイフのようになり、指を切ってしまったらしい。
バカラは仕事のようなものなので、「これは労災だなあ」とかバカなことを考え、次から指の腹で絞ることにしたが、どうも調子が狂う。
結果、ちょい勝ちで退散。
金龍+400
サンズに移動。
サンズ(ファンタン)+600(コミッション略)
そろそろ調子が上がって来たかと思い、バカラに手を出すが、コテンパンにやられる。
サンズ(バカラ)−4,800
これまでコツコツ積み重ねてきたものが、鬼に一瞬で崩される賽の河原状態。。。
最近、サンズ系列での戦績がすこぶる悪い。
しばらく寄り付かないほうが吉かな。。。
足康楽でマッサージを受け、気分も新たにリスボアに舞い戻る。
先ほど負け逃げした、リスボア二階のエリートルームに入る。
勝ち逃げ→舞い戻り敗戦
のパターンを先ほどやらかしたので、禁を破ったついでに、再度戻った次第。
結果どうなるかなと思っていたら、サクサクと勝ちが付き、先ほどの負けをちょうど取り返す形となった。
エリートルーム二階+4,400
疲れてきたので、とりあえずホテルにチェックインすることにした。
今回は元々妻と来る予定で、きちんとしたホテルを予約していたので、若干楽しみにしながらホテルに向かう。
2017年1月マカオ⑤に続く。




