昨夜のこと。
出先で仕事を終え、たまたま通りかかった道筋で
ネパール料理屋さんを発見。
お昼も採ってなかったから、ニオイに釣られて
ついフラリと、ね。
で、カヴェルネのワインとタンドリー料理を頼み
狭い店内を見回すと、お客さんは1組のみ。
この店で、おそらく唯一日本語を話せるホールの男の子に
話を聞くと、まだ開店して5ヶ月くらいらしい。
彼も調理スタッフもネパール人なのだ、と。
失礼ながら・・・
出てきた料理は想像していたより、よっぽど美味しくて
これならまた、来てもいいなぁなんて考えていたら、
先のお客さんがお会計、お店を出て行った。と・・・
ん?・・・・なんか唄が聞こえる。
どうやら、調理場の子が唄を歌っているのだ。
閉店時刻間際でホッとしたのかな(^-^)/
けれど、ものの30秒で心を奪われてしまった。
オイラ、民謡が好きでよく聴くのだけれど
よい歌い手さんが歌うと“場”というか“空間”というか
その人を中心に「ゆらぐ」感じがするんですよね。
で、このときもゆらいでました、しっかりと。
国とか民族とかの違いって、たいした理由にはならないんですよねぇ。
一緒ですもん、ゆらぎ具合。
おそらく想像するにネパールの子守唄のような感じ。
もう、オイラの目の前はヒマラヤ山脈!でしたね

たぶん、食べる手の止まったオイラを気にかけて
ホールの子が「どーかしましたか?」 オイラ「唄、上手だね~!」
ところがホールの子がそれを通訳してくれたとたん、
唄が止まってしまった。
お客さんはいないものだと思っていたらしく
恥ずかしかっているみたい。
いや!まだ聴きたいから!と、なんとか説得して
それから20分ほど、ワイン1本空けるまで歌ってくれました

しまいには皿洗いやってたもう一人の子まで間の手で参加してくれたり

帰り際には、しっかりハグして
「また来るからまた歌って」と約束をして。
詳しく聞いたところによると、
比較的あたらしい民謡で悲恋の唄みたい。
「愛しいあの娘と離れてどこへ~」みたいな歌詞だとか。
あの調理場の子、ネパールに恋人を残してきちゃったのかな。