先日10月24日、バドミントンデンマークオープンが終了しました。日本は、5種目中
3種目で優勝1種目で準優勝という素晴らしい成績を収めることができました。
選手の皆様、関係者の皆様、お疲れさまでした。ご苦労様でした。![]()
3種目の中で、私は女子シングルス決勝に出場した山口茜選手(再春館製薬所)に
注目しました。
相手は韓国の若手のホープ、アン・セヨン。
1ゲーム目は取られたけれど、2ゲーム目は取り返してのファイナルゲーム。
山口選手が16点、アン選手が5点になったところで、アン選手が棄権し山口選手
の勝利。
準決勝までは、ミスが多かったけれど、決勝では粘りに粘り、1対1のタイに持ち込んで
最後までよく頑張ったね…ということで終わりそうですが。
ファイナルゲームでは、アン選手はしばしば苦しそうな表情を見せながらも、よく耐えていた
ようだ。
アン選手が主審に棄権を申し出たときの山口選手の表情や態度に注目しました。勝利が
転げ込んできたことで、歓喜の表情があっても自然なことでしょう。
しかし、そういった表情は皆無で、むしろアン選手を気遣う表情がありありと見て取れました。
これは、常日頃対戦相手に何を思っているのかの現れであったと思います。
バドミントン選手に限らず、スポーツ選手にとって、対戦相手に勝つことは大切なことでしょう。
しかし、忘れてほしくないのは相手抜きに勝利することは出来ないということです。
勝ち負けに関係なく、スポーツマン・スポーツウーマンは対戦相手からメンタル・フィジカル
両面で多くのことを学ぶことが出来るのです。
そういう意味で、対戦相手に敬意を払うことが重要ではないでしょうか。![]()
このことが、山口選手には十分に備わっていたのだと思います。
このような山口選手を、私は誇りに思います。![]()