めっちゃんこ久しぶりの更新があんまり明るい話題じゃなくて申し訳なく…。(あ、生きてました←)
生体のお問い合わせでよくあるのですが、
・おとなしくて
・元気で
・かんだりしなくて
・一緒に遊んでくれる
そんな子いませんか、ってご質問を受けます…ご、ごめんなさい…無理です
一日を通して見ると、おとなしいタイミングもあれば元気よく動き回る時間もあります。
よく観察して触れ合う時間を変えれば、おとなしい時間に愛でることも、元気な姿を見ることもできるでしょう。
人間でも外と家で違う人もいますし、ましてや24時間張り付いている訳ではないので自分に見えてる姿が全てではないと考えております。(人間の我が子ですら学校と家じゃ全然性格違いますしねw)
噛まない子を切望される方はとても多いのですが、私は絶対に噛まない動物はいないと思っています。
噛まない子はその子の生きてる間に噛まれることがなかっただけかなって。
もちろん嫌なことされても噛むのを我慢する子はいます。ただ、そんな子でも噛まない保証はないので、噛まない子いますか?と聞かれると今まで私が触った中で噛まれたかどうかとしか答えられないのです
それと噛まない子が欲しい人に限ってよくやる行為があるのですが、噛まないかどうかの確認のために口元に指を持っていくのは止めてくださいwww
そりゃ目の前に噛みやすそうなものが差し出されたら噛む。私でも噛むかもしれん
噛まない子を探し続けるより、どこをどう支えれば噛まれにくいかを学んだ方が、逆にどんな子でも選べるようになります。
あとベビーに対してこの子はどんな性格ですか?と聞かれる方もよくいらっしゃいます。
多くのベビー個体は社会形成もそこそこな成長期。
よく寝てるからのんびりかなぁ、この子はいつ見ても食べてるなぁ、ずっと動いてて飽きないんだろうか…くらいの差はあってもお迎え先でガラっと変わるなんてことはザラです。
先住の個体に感化されることも、飼い主さんとの関わりで変わってくることも多いと思います。
自分の昔を振り返ってみて、どんなお子さんだったでしょうか。
幼い頃、人見知りしたりしませんでしたか?
そして今のご自身は小さな頃のままでしょうか。
根本的な部分は残っていても、結構変わったんじゃないでしょうか?
私はガッツリ変わりました🤣✌️
動物も育った環境から、新しいお家や飼い主さんという社会に出会って変わって行くものだと思っています。
ビビりで隅っこに隠れてたような子が自由奔放になったり、とんでもなくヤンチャでじっとできなかった子がべったり甘えん坊になったり、こんな風になって欲しいように育てて行くのも、飼育の楽しみではないでしょうか。
ブリーダーはその子の一生の変化のうちのホンの短い一時しか見れておりません。
お迎え時の性格が一生その子を形づくるものではない、ということもご理解いただけると幸いです