「尾張氏の祖は瓊々杵尊の長男」(ホノアカリ=火明命)で在る | 「伊万里」(佐賀県)から発信する日本の国語【ヤマト言葉】の始りに付いて!!

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★「日本建国創建史」に於ける【カシマ】(カバラ数価189/佐賀県鹿島の語元)は、Godヤハウェ(数価26)勧請に先立つ社殿(H・IKL数価65が家の語元)を守護する天使(サンダルホン数価280)を示唆する呼称であった!!

…此のブログは…《【海部氏系図】の原典は『秀真伝』で在る》…の続きとして書いています。
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標題「尾張氏の祖は瓊々杵尊の長男」(ホノアカリ=火明命・諡…梅ヒト)で在る
…【ホツマツタヱ】&【ミカサフミ】文書は、皇祖系譜(日本国の開闢神話~カミ代~12代ヲシロワケ迄)に対し、明確に記述しています。然し、【籠名神社祝部氏系図】(本系図と勘注系図が在る)の本系図(養老3年己未・719年に完成)は皇祖系の氏族ではなく、神道祭祀系の氏族です。然して、【籠名神社祝部氏系図】(本系図と勘注系図が在る)の本系図には…「始祖・彦火明命」(正裁吾勝々也速日天神穂耳尊第三御子)。其の「三世孫(六世に当る)=孫倭宿禰命」。其の「孫(第七世に当る)=建振熊宿禰」(後文省略す)等と記されている。然るに、此の本系図((養老三年・719年)は問題ありません。然して、其の問題とは、此の系図(勘注系図)の注釈、つまり、【勘注系図】に言う注釈内容に在りました。

…其の問題の処とは…「天香語山命…娶穂屋姫命、生天村雲命(中文略す)…【故爾火明命】尊・表記ではない事に注視する事)受之、降坐于丹波國之凡…と記された処です。何が問題かと言えば、
【故爾火明命】とは、オシホミミの長男「クシタマホノアカリ諡…照彦」(秀真20章)の事では在りません。其れは、オシホミミの次男「ニニキネ」(皇祖系…瓊々杵尊)の長男「ホノアカリ・諡ムメヒト」(尾張氏の祖)に当たります。尚、此の問題を大きくしているのは、【故爾火明命】の下の部分に【香語山命】(神武側の物部=高倉下命)を記しているからで在ります。然して、此の問題の解決方法と致しましては、つまり、神道系譜関連の【籠名神社祝部氏系図】(本系図&勘注系図)と、皇祖系譜関連の『先代匶事本紀』に記す【海部系譜】とは別けて考える事です。要訳すれば、【籠名神社祝部氏系図】(本系図)には、【香語山命】御名は系譜の順番の中には掲載されていません。単なる、歴年史の説明の中に【香語山命】を登場させているだけの事です。

…従って、『先代旧事本紀』に言う、【尾張氏・系図】の「尾張氏の祖=初代・天火明命」とは、「瓊々杵尊()と木花開耶姫」()との長男(ホノアカリ・諡…梅ヒト)の事で在ります。

【追記】(2016/08/02・火曜)…【尾張】(オワリ)の語元に付いて
…尾張(オワリ)の語元は、卑弥呼に起因します。卑弥呼の初出は『後漢書』です。然し、現在の人達は、『三国志』に記された記事しか注目しない傾向に在り、其れは間違っています。尚、『日本書紀』に卑弥呼の記述が無いが、其の元典的文書、即ち、【ホツマツタヱ】文書には、『後漢書』の卑弥呼に匹敵する人物に値する事が記述されています。つまり、此の時代(A,D,2~4世紀頃)の出来事を神話化(日本神話)した部分が【八岐大蛇・物語】天岩戸神事=天照大神出現に起因する)だったと言う事です。従って、【ホツマツタヱ】(秀真伝)&【ミカサフミ】(三笠文)文書に記す【八岐大蛇・物語】(女性の嫉妬に因って化身した姿)とは、「A,D,2世紀~4世紀頃の出来事」を集約して創作された物語」で在り、現実的には皇暦年、つまり、「⑤孝昭天皇~⑦孝霊天皇」頃の時代背景を取り込んでの物語で在ります。然し、何故、【オワリ】と命名されたのかと言えば、其れは、【オロチ】(大蛇)に化身するも、「新に生まれ変われば人と成る」等と成す、【元始・日本神道教義】(輪廻転生説)の普及活動の一貫としての創作物語を用い、「ウロボロス的形状」を意味表す処の…「ナンチ()イマ、ヒミノホノホ()オ、タツベシソ、ワカミケ(我が御食)ハミテ、シタニオレ、サカミオモレハ、ツミキエ(罪消)テ、マタヒト(人=1~10を語元とする)ナルト、【】()オキレハ、ヨロ()ノヲタウノ、ヤマソハコサキ」(秀真伝・28章)と、其の語元に関する事項を記しています。要訳すれば…「神武天皇・31年条(国見)…蜻蛉アキツ)&臀呫トナメ)」等と記す処の語意と同義語的意味を言い得ています。

【追記】(2016/08/03・水曜)…【高倉下】(タカクラシタ)は下位の物部職で在った
…初期的、物部の総大将(大臣)は、【大物主】(素戔嗚尊系譜…後の三輪氏族)で在る。
【高倉下】(タカクラシタ)は、タケヒト(神武)の時代頃に在っては、其の下部に位置する各々の物部の中の物部職の人で在った。其の、【タカクラシタ】(高倉下)の系譜を遡れば、【天照大神】の12后(内侍)の中の【妹・コマス姫ハヤ子】(八岐大蛇に化身)を始まりとして、其の子(3姉妹 = ①オキツシマ姫・②エツノシマ姫・③イチキシマ姫)の第2番目【②エツノシマ姫…タキコ】は、【カクヤマツミ】の妻と成り、【カコヤマ】(幼名タクラマロ=高倉下で誕生…香具山では在りません)」(秀真・28章)が誕生した。其の【カコヤマ】(高倉下)は、長髄彦の討伐軍が熊野(和歌山)に到着するも苦境に陥っていた時、タケヒト(神武)の元へ剣を届け、以後、討伐軍に加わり大活躍を果たす。

…大活躍した【タカクラシタ】(弥彦・当時77歳…越国を支配)は、「タケヒト(神武)即位後30年(サミエ27庚寅+3=30)の時として、久米系譜のユリ姫(子持ちの・20歳)をタケヒトから賜り」、夫婦、子供(アメオシヲ)共々、越国(福井県)で余生を過ごした等の事が記されています。然るに、其の系図に言う
【ヨソタリ】世襲足姫命)とは…(第5代目)孝昭天皇の29年(A,D,214年)の時として…「ユリ姫は)アメ(天村雲)ヰタキ(抱キ)、コノアメオシヲ(子の天忍男)、マコムスメ(孫娘)、ヨソタリ(世襲足姫命)は此れ」(秀真31章)等として記されています。つまり、【ヨソタリ】世襲足)の「世襲(重ねる意味)」とは、「4代目(①~④)・世代」を意味する御名で在る。そして、此の系譜は、『先代匶事本紀』に言う処の皇祖系を意味表す系図に当たります。尚、此の事に対し、祭祀系の人、つまり、「籠名神社祝部氏系図の別図、即ち、【勘注系図】を記すに当たり、其の始めに在っては、皇祖系に当る系譜の流れをも伝える為、注釈的に書かれたのであろうが、時を隔て、後の人達に在っては、勘違い生じたものだと私は考えます。

…然して、【ホツマツタヱ】&【ミカサフミ】文書に因る、【天の岩戸・物語】(天照大神の語元物語)。其の後の【八岐大蛇退治・物語】等は、此の系譜の【世襲足姫命】(ヨソタリヒメ)の時代頃(A,D,3世紀~4世紀頃)を中心として、其の時代頃の題材等を集め、創作された物語で在ります。従って、『三国志』(東夷・倭人伝)に言う、景初3年(A,D,239年)から正始8年(A,D,247年)の時代に言う、其の【卑弥呼】とは、此処に言う【ヨソタリ】(ユリヒメから4代目の女性)に当たります。尚、『三国志』に言う、景初3年以前の【卑弥呼】(3世代の女性が初代の卑弥呼に当る)とは、其の3代目の女性の事で在り、其の女性(卑弥呼)の事は、『後漢書』に記されています。従って、其の後()の事を記した『三国志』は、其の前の『後漢書』の記述内容を参考にして書かれてるので在り、【年号鏡】(景初3年)の時の【ヒミコ】とは、其の前の巫女の御名の「世襲」(ヨソ)名に起因する呼称(名称)で在る。と私は定義致します。然るに、そもそも、【ホツマ文字(カミ名字)表記…ヒミコ】漢字表記ではありません)の語元(語源ではありません)は、【タケヒト】(神武)に起因しての造語で在りました。
…従って、先述(最初の部分)の…「天香語山命…穂屋姫命」に言う】(メトル)の語意が意味する処は、【ユリ姫】(久米系譜の女性)を意図する語意で在ると言う事に成ります。

下記に【追記】(2016/08/04・木曜)…【ミコト】に対する【尊】と【命】の設定方式
…『古事記』は歴史書ではありません故、此処では『古事記』に付いては言及致しません。然るに、【元初・ヤマトコトバ】(カミ名字の意=後に言う漢字表記の仮名)に因る造語で在る処の【ミコト】に対し、『現存・日本書記』(刪定書的偽書)の漢字表記は、【尊】と、【命】の、双方の漢字を用いて表記している。此の事の説明に付いては、先史(古代史以前)に於ける、各々の重要氏族家に伝えられていた写本文書(伝承)が纏められ、編輯、完成させた【国史大系・日本書紀】(明治30年~明治34年迄に17冊が経済雑誌社が刊行…続編は明治35年~明治37年に15冊が刊行された)、つまり…《現存『日本書紀』刪定…部分的に削除した偽書)》…に説明が在ります。其の説明とは…「至貴曰。自餘曰。並訓、美挙等也。下皆效()此」(訳文≒最も貴いカミを。其れ以外は。其のどちらもミコトと読む)…等と記されている。此れに習えば、【天照大神 = 第一后セオリツ姫】との間に生まれた皇子【オシホミミ()尊】の長男が、【…クシタマ・ホアカリ】で在るが、此の皇子には子供は無しと『ホツマツタヱ』文書は記している。然して、【オシホミミ()尊】の次男、つまり、【ニニキネ尊 = 后コノハナサクヤヒメ】との子供は「三つ子」(男子が誕生している。そして、其の出産の時として、火が付けられ焼かれる産屋から最初に出て来た子が、【…①ホノアカリ】(ヒト)。2番目の子が【②ホススミ】(キネ=海幸彦)。最後の子が【③ホホデミ】(卯木ネ=山幸彦)と記されている。尚、後年(養老四年・720年)に於ける【逸書・日本紀】(紀←ギと読む)編纂に於いては、其の三つ子の順番や、カナ字(造語…カミ名の短縮語)を用いた【ホノアカリ】の呼称等(AB)との区別出来ず、混。其の順番等にも矛盾が生じ、現在に至っても此の問題が生じているのが現状です。従って、此の問題の解決策としては、元典書、即ち、【ホツマツタヱ】&【ミカサフミ】文書内容知を良く知る事で在ります。

…然るに、(上代=カミヨ第8代目)【天照大神】の皇子(第9代目)の子(嫡男)で在る、
…クシタマ・ホアカリカミヨ・第10代目)の御名に付す「カミ・名」(上・名≒字の意)の字、つまり、【ミコト】の漢字表記は【貴の意…と記されている。然し、【勘注系図】(籠名神社祝部氏系図の別図…注釈入系図の意)の【ホアカリ】に対してはの漢字が当てられている事を考えれば、自ずと其の答えは導き出せるので在ります。

…此の続きは後日と致します…
 
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