…『秀真伝』（ホツマツタヱ)文書には、ギリシア語72人訳に言う「セプトゥアギンタ」（アリステアスの書簡・前285年～前246年）に取り込まれたゲマトリア（【秘儀数値・教義】)が組み込まれています。ギリシア語72人訳（セプトゥアギンタ）とは、ヘブライ語、及び、アラム語で書かれた「モーセ五書」（律法)をギリシア語で訳されたユダヤ民族の聖典の事で在ります。此の【秘儀数値】（ゲマトリア）に関しては…「ゲマトリアに関するブログ」… http://ameblo.jp/erusaremu464/entry-12032056048.html ← (ドラッグして検索)を参照の事…。
…『現存・日本書記』（刪定書的偽書）に記載されている【ホツマクニ → 秀眞國】（袍圖莾句儞）に言う【ホツマ】の語元（語源の意では在りません)は、読んで字の如く…《「ホ」と「ツ」との「マ」（間）》…の意で在る。つまり、此の単語（造語）は、ゲマトリア(文字＆数値転換・解読方式）を示唆する言語で在りました。然るに「ホツマ」の【マ】とは、漢字表記に言えば【間】、及び【座】(居ますの意)の意味が与えられた単語で在り、又、「フトマニ」の【マ】然り、秘儀的語義が与えられた【１文字・単語】（造語）で在りました。然して、其の【１文字・単語】に言う【マ】（間・座）の言語には【天・地】(ア・ワ）の中間点を指す語意（語義）が秘められていました。つまり【天・地】の中間点を指す語意を以て【フトマニ】（太占）と命名したので在りました。
…【フトマニ】（太占）の語元は、数値「20」（元始倭語数値・フト）に起因し、是も又【１文字・単語】の【マ】と道義的語義を有す初期的造語で在ります。造語に関して言えば、【元始・ヤマトコトバ】に因る言語の殆どが造語と言う事に成ります。然して【マ】（間・座）に関する語元の説明をするとすれば、先ず、【枠・物語】（別ブログにて説明済み）に言う、「アメノミナカヌシの所在基点数値」の存在を知る必要が在ります。元初的造語（元初的単語）に言う、「アメノミナカヌシ」(天御中主）の語元を調べてみれば、中世ヨーロッパに突然出現したカバラの【Gematria】(ゲマトリア）…つまり、【書かれざるカバラ】が2世紀頃に始め文書化された、其の文書に記された【数値・カバラ】の事ですが、其の方式とは【文字＆数値転換解読方式】(旧約聖書に取り込まれている）で在ります。此の【数値・カバラ】の中で説明する【神秘数値・370】の語意（語義）を以て「ミナ・カ・ヌシ」（３名・カ／３・主）で在り、数値言語としては「ミナ（37×10／カミ＝370）として造語されました。然るに、「ミナカヌシ」の、「ミ・ナ」が何故「３・７」に当たるのかと言えば、これら造語する前提として既に其の前に意図する義を以て【元始・ヤマトコトバ】（基本・48文字）の文字配列の中から抽出意図的に数値言語として抽出されていたからで在る。従って…「3・7・カ（カミの語元数値）・ヌシ（YHVHの頭語に起因）」（造語）…と言う。
…『ホツマツタヱ』(秀真伝)文書は「日本人の【正典】（Bible）として創作された文書」(ホツマツタヱ)で在った。然して、『現存・日本書記』（刪定書的偽書）で言えば、巻頭成句【日之本・開闢神話】から【カミヨ・物語】を経て人皇としての【ヲシロワケ】（景行天皇）紀（期）迄の記述内容と言えば、全く『秀真伝』 (ホツマツタヱ)文書内容そのもので在ります。換言すれば、『現存・日本書記』（逸書・日本紀の書き換え版）の景行天皇紀（期）迄(皇歴在位通暦790年／庚午）の記述内容は、【カミナフミ】（神名文→神代文字）文書（秀真伝・三笠文）のバクリ(盗む)だったと言う事に成ります。
…前ブログに記す処の『秀真伝』 文書は【枠・物語】（箱・物語）説。其の【枠・物語】に付いて少し補足致するとすれば、『旧約聖書』も【枠・物語】とされています。然して、現在に言う『旧約聖書』は、色々な文書を束ねて一冊的に纏められて成立。然るに其の『旧約聖書』の【ヨブ記】は…「勤善懲悪の問題」…に対する真の解答を示唆する【枠・物語】と言う事に成ます。然して我が国に於ける【秀真伝】(ホツマツタヱ)、及び、【三笠文】文書の作成に在っては、皇歴年時代（神武天皇～景行天皇迄）と、日之本神話時代とに二分割され、【日本神話】の部分は【３００萬年・枠物語】（カミを意味表す数値）として創作。そして暫定的「皇歴在位通歴790年」迄に対しては…【ホツマ（370）数値年・枠物語】…として創作されていたので在りました。
…【日之本・カミヨ物語】設定の第一義的目的は、つまり【秘儀数値・300萬年】（ミモロ年）を授け、暫定的に作成された「日之本・カミヨ物語」が創作されたのは、【ホツマクニ（日本国）・創建史】の暫定暦（アスズコミ／天鈴暦）を、【創世記】（旧約聖書）のノア（洪水伝説在り）迄の歴年数値（2006年）に繋ぎ合わせるのが最大の目的で在った。従って【日之本・カミヨ物語】（ミモロ数値年枠物語）には、新た成る日之本建国思想を植え付ける目的を以て「勤善懲悪問題」を強調した内容が盛り込まれている。此の枠物語に言う「カミヨの暦年数値」（50鈴木・６萬年）の根元は、【ヨブ記】の「31・40…私のタウ（Τ／300）は終わった」に言う其の【タウ】の語根に在った。つまり【書かれざるカバラ】に在っては数値カバラの【エロヒムの霊／３００】（ミモロ・300百萬の語元で在る）に言う数値を用い【カミヨ・年代枠】と成す暫定的「スズキコヨミ」（鈴木暦）を設定（50×１鈴木６萬年＝300萬年）し、此のカミヨモノガタリに在っては先述に言う「善悪」の義を主要題材として用いている。此の題材を通して後年に言う【ヤマト民族・思想】（例えば秩序大事にする心）が培われていったので在りました。又、第二義的目的としては、此の暫定的カミヨ歴年数値をノア迄の歴年数値を【秘儀数値】に切り替え【天照大神・生誕年】に結び付け、此の数値（179萬2470年）を用いて、「暫定的・皇歴通年史物語」（神武天皇～景行天皇期迄）に接続する事に在った。然るに、【日之本・カミヨ物語】が創作された年代を考察すれば、【八岐大蛇・創作神話】に其の比熱が隠されている事が見て取れます。つまり其れは『三国志』（魏書・東夷伝倭人条）に記載された【卑弥呼】時代頃（３世紀頃）を其の時代背景としていて、尚、其の終りは【任那】成立（第10代・ミマキイリヒコ崇神天皇）頃と私は考えます。
…【ホツマツタヱ】（秀真伝）＆【ミカサフミ】（三笠文）文書に於ける【枠・物語】では、ギリシア語72人訳（セプトゥアギンタ)に取り込まれたゲマトリア数値(300）を取り込み、言葉を司る天使（エノク）の御名(37→ミナ）に言う「ミナカヌシ」(天…御中主／370）も登場させた。そして其のエノクの数値（370）を配置した枠（千木の語元数値）を用い以て秘儀数値（370）を固定し、固定した秘儀数値を基点として【4方位】を意味表す言語、即ち、【ヨモ】(400→４方位）と言う単語を造語した。此の４方位設定を以て、【チギ】（千木）の語意は【ヨロズ年】（１萬）に接続された事を意味表す単語として祝詞に用いたので在ります。つまり其の千木の語元に従って最初の数値枠（縦1000×横1000)を設定し、先ず、『日之本（ヤマト・日本）・建国思想】を構築する為の【カミヨ・物語】を創作（３～４世紀）し、此の【1000・数値枠】から切り離した。そして其の手前に設置し、尚、其の中間に暫定的【アスズコヨミ】（天鈴暦）を【枠物語】の中に設定。此の【アスズ・コヨミ】の設定に因って【ヨロズ・枠年】（１萬）の中に収められたノア迄の【秘儀数値】が【日本国創建史・設計図】(筆者作成済)数値に繋ぎ合わされたので在りました。
…尚、【完全数・496】の取り込みを以て、最初に設定した「縦1000×横1000…数値枠」に対し、【完全数・496】の数値を以て二分し、1つの数値枠には、【伊勢神宮建立年・天鈴暦(暫定的倭暦）714年】を組み込んだ。残りの数値枠の方には、初期的皇歴年時代(神武天皇～景行天皇迄)頃（１世紀～４世紀頃）の出来事を題材にした「日之本建国思想」を折り込んだ。そして其の建国思想を根底とした物語が組み立てられ、新に設けられた「日之本神話枠」に組み込まれた。然るに、【日本神話】とは、神武天皇から景行天皇時代頃迄（１世紀～５世紀迄頃）の史実的出来事を神話化し、更に新に設けられた【日之本神話・枠】（300百萬年・50鈴木年）の中に移動させた処の後付的物語で在ります。然るに其の日之本神話枠の設定が意味する処は、「ノアの洪水年数値1656年」と、創世記(旧約聖書）の「アダムからノア迄の生涯年秘儀数値」(8575）とを合致させるのが第一義的目的だったと言う事です。つまり、新に創作した【日之本(日本）・カミヨ物語】の【天照大神・生誕年】は、其のノア迄の【秘儀数値・8575】を用い、「千木の語元数値」と、【フトマニ】（太占）の語元数値を絡めて導き出された数値を以て設定されている。従って、【イサナキ】（伊弉諾尊）、【イサナミ】（伊弉冉尊）の国生物語は後付的物語て在りました。然るに此の【日之本・カミヨ物語】の創作を以て、「ノアの洪水年数値」を組み込む為に設定されたのが【スズキ・暫定暦】（300萬年迄)で在り、其の次ぎの【アスズ・暫定暦】で在りました。尚、【天照大神・生誕年数値】は、【ダニエル書】記載中の【秘儀数値】にも起因する。
…下記に【追記】(2015/07/19・日曜）…
…元初、２つの【暫定・倭暦】（第１番目の鈴木暦＆第２番目の天鈴暦）の設定に因る創作話を以て、初めて【クムラン・秘儀宗団】トップの人達が設定した【メシア来臨起点年・暦】（幻の西暦１年施行起点）に合致させる為の【アスズ・ミヨミ】（天鈴・暦）。そして、「ヤマト・国家成立起点年暦」（在位通歴・設定起設定点／神武天皇即位１年目）の施行を以てをスタートさせる為の「長髄彦討伐物語・開始年」の設定方式は、【メシア来臨・基点数値】（ヤマト国家建国暦ヘロデ王第７年／クムランに巨大地震発生）に起因し、且つ、【死海文書】（1947年発見）の《メルキゼデクテクスト・11ＱＭelch》に記された記述内容を参考にして設定されていて、此処に始まる皇歴年は古代ユダヤ民族の王権制度に用いられていた【世襲制】を用いて設定されました。然し、現実的な施行に至る迄には、未だハードルが残っていた。其れは【Jerusalem】（イェルサレム）神殿的祭祀所」（伊勢神宮)が未だ建立されていない事で在ります。つまり「伊勢神宮・建立年設定」の設定方式が先ず根底に在って、其の目的達成の為に行動を起こし、其の事を聖書的に纏められたのが現在に言う【ホツマツタヱ】（秀真伝）＆【ミカサフミ】（三笠文）文書でありました。つまり、「イクメイリヒコ・26年条」（垂仁天皇紀26年)とするのは【Y H V H＝God】 を示唆する数値年で在り、此の数値年を用いて「伊勢神宮（内外宮)・建立の実績」を記した文書を作成するに至る。つまり此の方式は予め【日本国創建史・設計図】(筆者…復元済）的【秘儀数値】を鏤めての下書き文書が存在していた事を物語っています。用い。つまり最初から…《ホツマ（秀真)王統歴・起点１年目設定方式》…に因って「暫定的・天鈴暦58年」（サナト・干支は辛酉）数値を用いて「ヤマト（日本）国家成立年」と位置付けられたてたと言う事であります。此の謎解きの鍵は、【太神宮諸雑事記第一】に在りました。
…『NHKスペシャル・神の数式２』…で紹介された【完全数・496】。此れは「古代ギリシア人が天地創造の神の数字」として崇めた神秘の【完全数・496】(宇宙創造の数）で在ったとされている。然して我が…《日之本国(日本)・建国史書（秀真伝)》…を作成するに当っては【日本建国創建史・設計図】（図表・作成済）の枠組みの中に、此の神秘成る【完全数・496】が秘儀数値として既に取り込まれていました。そして此の【完全数・496】の数値を用い【ミタケバシラ ≒ 心御柱】に繋がる【和歌】、即ち、【ツヅウタ・方式】（続き歌／19字和歌／⑰ケリも在り）が設定された。そして此処に言う数値【１９】を以て【式年遷宮】年に取り入れられ、此の証明となるのが【第21代・雄略天皇】（即位21年～22年）期に於ける【式年遷宮】と【トヨウケカミ・勧請】（【太神宮諸雑事記第一】）の記述文書で在ります。然る意に於いて、尚、此の事を先ず図表を用い目視する必要にかられ作図したのが【ヒエラルキ－構図】（汎用CAD使用…A,D,2013年＝平成25年10月01／金曜／完成）でした。
…【ミタケバシラ ≒ 心御柱】と【トヨスキヒメ】（豊隙姫）との関連は、先ず、何故「トヨスキ」と言う御名として命名され伊勢神宮の祭祀者として任命されたのかと言う処に在りますが此の謎解きは【トヨスキ姫】の年齢に在りました。又、何故【トヨスキ姫】は途中で【ヤマト姫】（倭姫）に伊勢神宮祭祀職を交代させられたのかと言えば、此れには或筋書きが在りました。其れは天界との交信を意味づけする必要を以て創作されました。『ホツマツタヱ』文書に因ると【ヤマト姫】（倭姫）の母は【ツツキ（続き／京都府綴喜郡）カバヰ姫】（垂仁天皇・二人目の后／カバヰ・着姫）等と記す。此の【ツツキ＝続き】の語意は【19字…続き歌】(サツサツツウタ／19字歌…秀真8章)を意味すると共に【チキ】(千木)の語元を示唆する言語で在ります。従って、其の后(着き姫＝カバヰツキヒメ）が産んだ子供（秀真36章）に対し【ヤマト（580）・ヒメ】（倭姫）と命名していたので在る。要訳すれば、此の【１４／トヨの語元】数値年後（垂仁天皇26,年）に設置される事と成る伊勢神宮の【ミタケバシラ ≒ 心御柱】。此の事を既に【ヤマト姫】（倭姫）生誕物語の中で事後預言的に示していたと言う事です。然るに【トヨスキ姫】（14＝トヨ／豊／の語元年数値の隙間を意味表す）の御名を用いて登場させた、其の意味する処は、【完全数・496】に起因する数値の存在を秘密裏に示す為に在りました。つまり【ヤマト姫】（580姫／倭姫） の御名と【トヨスキ姫】（14・隙姫）との接点、其の繋がりを明記する事に因り、此の完全数（496）との繋がりを秘密裏に示していたと言う事で在ります｡ 因みに【トヨスキ姫】に言う【数値・１４】とは、【David】（ゲマトリア数値＝１４／６芒星／✡）を意味表す数値で在ります。
…下記に【追記】（平成28年10月29日／土曜）…【ホツマ／秀真】語元…
…【ホツマ】（秀真）とは、天界（ヨロズ年／１萬）と【チキ】（千木）数値との間（上方に位置する）に存在する【370＝アメ…ナカヌシ】（天…御中主／天使／空這う子…エノクに起因）を意味表す言語で在ります。
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