…【日本・建国史】（闇の日本史）…に付いて。「日本の国は何時始まったのか」と言いますと、紀元前1世紀後半頃からです。「ニホン＆ニッポン」と言う言語は、漢字表記の言語で在り、漢字が我が国に導入される以前は、【ヒノモトクニ】（倭語）と、、倭語で呼ばれていました。尚、『日本書紀』の「神武天皇・31年条」を見ますと、我が国の建国以前は、【ホツマクニ】（秀真国）と呼ばれいました。その【秀真／ホツマ】とは、【大陽の国思想】（ミタマノフユ／国内の奴隷や農奴に自由を約束）を有し、【ヤマト】の語意と同義語です。
…【ホツマクニ】の歴史を書いた文書（『秀真伝』）が、戦後（大東亜戦争後）の、「昭和41年・1966年」に再発見されています。何故、再発見かと言いますと、此の文書は、其れ以前、つまり、江戸時代に密かに研究されていた文書で在って、其の文書の写本が、明治時代に成ってから、時の政府、即ち、明治政府に献上（現在・国会図書館に保存）されていたからです。又、断片的には、京都の龍谷大学にも保存されています。
…【日本（ヤマト）建国・起元1年】とは、「幻の西暦1年・正月」の時に当たります。何故、「幻の西暦1年」なのかと言いますと、現在のキリスト教に言う西暦年とは、西洋に於ける六世紀に設定され、過去に遡って設定されていたからで在ります。従って、『日本書紀』に記載されている【神武天皇・即位1年目】とは、つまり、未だ、西暦年が設定されていないにもかかわらず、我が日本の国に於いては、西暦年と同等の意志を以て、既に、設定されていたと言う事で在ります。尚、其の意志と言う意は、【ΧΡΙΣΤΟΣ】（元始・キリスト思想）の事で在ります。
…【ヒノモト・思想】とは、『72人訳・聖書』（ギリシア語・旧約聖書）に記載されている処の【予言者・エゼキエル】に言う…
…「TheGlory（カミノエイコウ） of the God（カミ） of Isral（イスラエル） kame（クル） from（…カラ） the way（ミチ） of the East（ヒガシ）」…つまり、要約すると、「カミ（YHVH ・God）の栄光は東から来る」と成ります…
…上記の語意を以ての造語【ヒノモト】（ヤマト）に因って【ヤマト国】が始まりました。然るに…【神道】…とは、「我が国（日本）固有の民族宗教」で在りますが、何故、神社の【ヤシロ】（社）の【置・チギ】（千木）は、彼のような形状（Χ）でなければならないのかと言いますと、其の形状にこそが【元始キリスト・思想】（大陽の国・思想）のシンボルだったからです。然るに、其の形状の原型は、【ΧΡΙΣΤΟΣ】（キリスト）の頭文字に起因し、此の文字形状の模倣形（シンボル・十字架）を以て、始めて、【チギ】と言う造語が創られました。尚、此の造語の基本と成ったのが、【ホツマ・文字】（カミ名文字・カナ）でした。つまり、漢字が我が国に導入される以前、既に、【カナ・文字】（カミ名・文字）が存在していたと言う事でもあります。
…然るに、『秀真伝』文書とは【日本人の聖書】として書かれた文書です。然して、此の文書は、【日本・開闢神話】に始まり…「タケヒト（後に言う神武天皇）～オシロワケ（後に言う景行天皇）迄」…で完結させた内容と成っています。然して、此の、【カミ名・文書】（秀真伝）を漢字に書き換え、其の系譜を引き継ぐ内容を以て、後年に於いて編纂されたのが、『逸書・日本紀(ギ)』であります。尚、其の『逸書・日本紀(ギ)』に言う、「日本神話暦（コヨミ）年・集約文面の部分」を刪定(削除)し、後年、書き換えられた文書が、現在に言う処の『現存・日本書記』（偽書）であります。
…【画像・図表】（汎用 CAD・筆者作図）の右下図（鳥居の形状）は、明神様式的【稲荷・鳥居】の原型寸法を図に示したした部分ですが、其の鳥居の形状の、各々の寸法は、完全なる【黄金比・寸法】（京大の在る数学の先生も確認済み）で作成されていました。然るに、【黄金比・寸法】に因る、建造物は、「古代アジア地域」には、全く、存在していません。然し、我が、【元始・ヤマトクニ】創建（幻の西暦１年目）以降、律令時代迄（奈良時代）迄の間の歴史の中に於いて、即ち、「神武天皇～持統女帝時代迄頃」に於いて、既に、此の【黄金比・寸法】の数式が用いられていたと言う事に成ります。
…尚、鳥居図の左側の【三角図】の部分は、【ヒエラルキー構図】と言い表し、其の意図する処の【完全数】。其の数値の行き着く処の方向性的数値（第五番目の完全数・8128） には、高天原の語元が隠されています。又、其の前の【第４番目完全数・496】には、「神武天皇～景行天皇迄」の歴年を構成する基本数値として用いられいます。然るに、此処に言う【完全数】 の、其の最初から５番目迄は、紀元前年迄に、既に、発見されていて、其の「第１番目～第３番目迄」は『旧約聖書』に取り込まれているとされています。そして、『秀真伝』文書は、其の後の「第４番目と第五番目」の数値が取り込まれていたので在りました。
…従って、此の図表には、【創世記】（『旧約聖書』）の「アダム～ノア」迄の歴年数値に始まると成す、【日本国・開闢神話】。そして、其の元初神に繋げられた『日本神話』。又、其の『日本神話』の終焉を以て、人の世代と成る【神武天皇～景行天皇】迄の歴年数値の中に、此処に言う、其の【完全数・数値】（496＆8128） が取り込まれているので在ります。然るに、此の【完全数】 も、先述の【黄金比・寸法値】の如く、此の双方の数値的観念は、古代に於ける支那（シナ・China）や朝鮮には、全く、存在しない観念で在りました。然るに、「古代シュメル文明思想」（神話創作）、及び、「古代ギリシア文明思想」を有した人達が、何故、其の地域から遥か離れた極東の島へ移動してきたのか、等の事は、「Amebaブログ」（秀真太郎のブログ）の中で、随時、記していますので、此処では、其の、詳細的な事を書くのは控えさせて頂きます。
…『秀真伝』文書に【完全数】が取り込まれた、其の最大的目的は、【ノア・洪水伝承】に起因しています。つまり、人の世代に言う、「神武天皇～景行天皇」迄の歴年数値は、【聖書・創世記】の、「アダム～ノア迄」の歴年に関する【秘儀数値】を設定し、最終的に創作した『日本神話』の歴年数値に接続、且つ、既に、基本的【秘儀数値】として用意していた予定論的【秘儀数値】、即ち、「神武天皇～景行天皇・歴年数値」に結びつけられたので在りました。従って、「人の世代に言う神武天皇～景行天皇迄」（『秀真伝』文書）は、「日本建国史的な歴年を完全に無視した歴年設定」を以て創作されています。然るに、此れが、此処に言う処の「秀真伝文書は聖書として書かれている」と言う由縁で在ります。
…然して、【神武天皇・即位１年目】は、【幻の西暦１年目】として設定している事、其れ自体は、誠に、揺るぎなき設定方式と成っているので在りました。因みに、此の証明を示す文書が、『太神宮諸雑事記第一』の文面で在る。従って、此の文面を考察し、且つ、検索すれば、自ずと、其の答えが解る仕組みに成っていました。然るに、【カナ・文字】（カミ名文字）で構成されている『秀真伝』文書が、其の後、漢字（欽明天皇期）に書き換えられたので在りました。そして其の後、編纂されたのが『逸書・日本紀(ギ)』(養老四年・720年奏上）で在りました。然し、更に、刪定(削除）され、書き換えられた文書が、現在に言う、『現存・日本書記』（偽書・書き換え年は不明）で在ります。然るに、『現存・日本書記』だけを我が、日本国の歴史書と考えるのは無理が在る。又、『古事記』は歴史書では無いので、此処では無視する事と致します。従って、「日本人のIdentity」（Japaneseアイデンティティ－）が、本当に知りたいと思うならば、又、「日本建国史の元点的、根源的思想を本当に知りたい」と、思うならば、先ず、『秀真伝』文書内容を知る事が、何よりも、先ず、先決問題で在ると私は思います。
…『秀真伝』は、「景行天皇期」迄で終っているが、其の文書内容は、『現存・日本書記』(偽書）に言う、【欽明天皇期】頃の時代背景を意味表す内容と成っている。然して、現在に言う西暦年に照らし合わせ…《紀元前660年＝神武天皇・即位1年目》…が意味する処は、つまり、【秘儀数値・660年】の謎解に対し、先ず考えなければ成らない事が一つあります。其れは、其の当時（紀元前後頃／弥生中期・Ⅳ様式／A,D,1世紀前後頃）に在っては、未だ、現在に言う【紀元前】的、歴年史観念は普通に考えれば未だ誰も皇歴年を過去に遡るような考え方を持ち得ていなかった時代であった事であります。
…下記に【追記】平成29年2月12日（日曜）…
…昨日は【建国記念日】（2017年＝平成29年2月11日／土曜）でした。それは、【創世記・6028年】（皇紀・2677年）に当たります。
……此の続きは後日と致します…
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