ドイツは 大きく分けると 南ドイツは カトリックが主流で 北ドイツは プロテスタントが主流とされています。
北ドイツでも 街、村ごとに カトリックである町、村だったり
プロテスタントである町、村だったり
その場所ごとで 微妙に入り組んで違っています。
うちの村は プロテスタントが主流です、 宗派で言うと エヴァンゲリッシュ、という宗派です。
少数ですがカトリックの信者も住んでいますので 村にはカトリックの教会もあります。
うちから車でたった20分ほど離れている村は カトリックが主流です。
11月11日から ライン川沿いでは 今年もカーニバルが始まりました、
カーニバルも カトリックが主流のお祭りです。
カーニバルは イールター(ドイツ語では Ostern) の日曜日の 48日前にあたる
Rosenmontag (バラの月曜日) が 最高潮でもありクライマックスでもあり
Rosenmontagszug という行列が街を練り歩く行事があります。
うちの村は プロテスタントなので 静か~なものですが、
その村では 村をあげての盛大な Rosenmontagszug が 村中を練り歩きます。
私も、 一回目は Osnabrueckという街で、 2回目は その村の Rosenmontagszug を観ました。
村の人々は デコレーションされたトラックの荷台に乗り込み、 そこから見物客に向かって
飴などのお菓子をばら撒いていきました。
そのお祭りに参加する人、観に来ている人 は 思い思いのコスチュームを着込み
イースターまでの暗く重い日々を耐えるための鬱憤を ここで晴らしていきます。
(今ではそれほどまじめにこの期間を耐え抜いている人はいないと思うけど)
うちの村では Rosenmontagszug はないけど、
幼稚園で Rosenmontag に カーニバルと称して
子供達が仮装をして幼稚園に登園するのが許されています。
その程度です。
Koeln などのライン川沿いは とにかく このお祭り すごいらしいですよ。
11月11日に行われた St Martin祭 も もともとはカトリックのお祭りなのですが
うちの村では好んで取り入れられているようです。
主人の実家のあるベルリンでは このお祭りは ほとんどないんだとか・・・・・
教会に オルガンを練習しに行ったある日、 教会の管理人さんで その日は教会の周りの落ち葉を
お掃除していた Bさん とお話をしました。
マーティン ルター 以前は 今現在 村をあげてのプロテスタントの全ての村も カトリックだったそうです。
ルターの宗教改革以後、 その土地を治める 領主や諸侯の
「うちは カトリックだ!」
「うちはプロテスタントだ!」
という一声で 現在のように この街、村はカトリック、 この街、村はプロテスタント・・・・というように
分かれて行ったそうです。
しかし 領主の たった一声で 民衆の信仰心が 変えられるはずはありません。
そのために 30年戦争 という ヨーロッパ最悪といわれる戦争が引き起こされた、というわけです。
「非常に残念な歴史だよ」
Bさんは そうおっしゃっておりました。