オスマン帝国(1299~1922)はトルコ系の人々が建国したイスラム(スンナ派)の大帝国。

オスマン帝国の君主はスルタン(バーデンシャ:王様、皇帝、帝王の意味)と呼ばれ、イスラム世界の世俗の最高権力者。スルタンは帝国の全土を意のままに支配し、国教のイスラムの聖なる掟(シャーリア)の義務を背負っていました。黄金時代(16世紀)は地中海の陸と海の覇者で中世から近代に移りつつある西欧諸国にとっては最大の脅威でした。第1次世界大戦で敗戦国となり1922年、スルタン制は廃止になりました

  

オスマン1世(オスマン帝国の初代皇帝)(上) スレイマン1世(オスマン帝国の10代の君主:帝国600年の基礎を確立)

  

最後の皇帝メフメト6世65歳でサンレモで死去。1922年11月・マルタに亡命(ドルマバフチェ宮の裏口から)(下)

ドラマですね。祇園精舎の鐘の声ですね。

謁見室(スルタンの広間)

スルタンの王座とお気に入りの女性がいる場所。調度品は外国からの贈り物。

カーバ宮殿(アブラハムが創設した神殿)の錠と鍵

  

息子の部屋

スルタンの死後、皇位を継承できない邪魔者となった皇子は殺されることはなくなったのですが、この部屋に幽閉されたため【黄金の鳥かご】と呼ばれていました。

  

キッチン  

スルタンの食事は、常時600種類以上用意されていて、毒見は料理人自らがおこない、次に内廷の味覚係がしていました。

  

レバン・キオスク&バクダッド・キオスク

トルコのロココ様式と呼ばれる建物。

 

何しろ、権力、宝物の宝庫、、、くらくらしました。お勧めです。

 

 

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