心理学というのは、それが科学として認められるまでの歴史に時間を費やしていたように感じる。

しかし、現代に求められている心理学では、科学である必要が本当にあるのだろうか?
●心理学にないはずの「思想」を、アドラーが掲げた理由
カウンセラーがクライアント(患者)にカウンセリングするにあたって、「自分の価値観を押し付けない。つまりヨコの関係でカウンセリングしてください」としておかないと、知らず知らずのうちにカウンセラー自身の見方や考え方による色眼鏡で相手を見たり、カウンセラー自身の価値観をクライアントに押し付けて、カウンセリングがうまくいかなくなってしまうからです。

科学的に証明されていようがいまいが、ゴールは人の心の問題が解決され、人の行動が良い方向へ向くことが重要なのだ。そういう意味でアドラー心理学は実践的な心理学なのではないだろうか?

しかし、非科学的すぎるものは、時にあやしい雰囲気を醸し出す。前世がどうとか、スピリチュアルや占いなどもそうだと思う。今は、そのバランスを心に留めておきたい。

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さて、以前から人間は特別な生き物か否かということを書いていたが、たまたま放送大学で「自然の権利」についての番組をやっていたので、少し調べてみた。

Cerendip 6th:自然の権利

  • 自然の権利
  • 自然の権利(Rights of Nature )とは、自然保護を目的とした活動を法廷を舞台として行うための考え方のひとつ。

  • 土地倫理
  • 土地倫理とは、人間と自然との関係を「支配-被支配」ではなく、生態学的に平等関係であるとする倫理。アルド・レオポルド(アメリカ、1886~1948)が提唱した。


環境倫理に関しては、いずれもっと深堀りしたい。
心理学の系譜が、なかなか分かりづらかったのでまとめてみた。

Cerendip 6th:心理学の歴史

心理学の歴史は浅く、100年ちょっと。特に20世紀後半までの認知心理学以前は基本的な研究なので、現段階ではこれ以上掘り下げる必要は無いだろう。

ざっくり感じたことは、心理学の歴史とは、デカルトの心身二元論から始まり、精神とは何だ?人間の意識とは何だ?行動とは何だ?ということを別々に捉えたり、一緒に捉えたりする歴史と言える。そして、現代に近くなるにしたがって(特にカウンセリングの現場で)、人間を全体で捉える心理学が活用されてきているように思う。

そこで一番なるほどと思ったのはアドラー心理学である。アドラー心理学は20年前まではマイナーな学派だったようだが、カウンセリングの現場で近年注目されているようだ。

私は、ほとんどの人間は、個人というものを対人関係においてのみ認識する、と考えている。社会において一体自分は何者なのか?アドラー心理学のキーワードである「共同体感覚」は心理学にとどまらず、社会学へつながるものだと思う。

アドラー心理学の全体図
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参考:「アドラー心理学」的処世術


ついでにWikiを作って、色々と興味のあることをまとめることにした。