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「みなさん、お元気ですか~🎵」


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八月の終わりに神奈川県の里山にある小さな農園で、とあるコンサートが開催されるとのことで、妻から誘われ行ってみた。

当日は台風の影響で日中から雨が降り続けていた。

雨の降りしきる中、いつも通りの安全運転で車でおよそ1時間半で到着。

農園の入り口が分かりづらかったが、雨の中、"大きく成長しすぎた"カエルさんが出迎えてくれた。

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ぬかるんだ道を50メートルほど下ると砂利の駐車場があり、そこからぬかるんだ山道を歩いて3分ほどで会場に到着。

会場は小さな山小屋風で30人も入ればいっぱいになる広さ。

ここはブルーベリー農園の一角である。

日中は瓢箪(ひょうたん)ランプのワークショップが催されいて家族連れで賑わっていた。
アーチストの美しい作品が並ぶ。

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ブルーベリー農園 旭


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その後、間もなく妻友の"ゆいP隊"が合流し、楽しくお喋りしながら開演を待った。

"ゆいP"は痩せ型の体形で、身も心も美しいオバ…
オネイサンだ…💦💦
外見と軽快なトークでイメージ的にはスナックのママさんと言ったところか。
どちらかと言うと鶯谷あたりの小さなスナックだが…💦
(実際にはスナック経営はしていない)

"ゆいP"は車で来た私に缶ビールをおごってくれた。
(オイオイっ…💦、ごちそうさま~)
この時点で帰り道の運転は妻にタッチである。
(実際にタッチ❤すると怒られる…😵)

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お腹が空いてきたので開演前にケータリングの料理をいただいた。
ペルシャ料理の「ジュジェカバ」(右)と「カバブバレ」(左)。

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(赤いのは”焼きトマト”。これも美味しかった)

ジュジェカバはすった玉ねぎとサフランに漬け込んだ鳥もも肉の串焼きだそうだ。
そしてカバブバレは、ジュジェカバの”ラム肉”版である。

タイ米のサフランライスが添えてあり、混ぜ混ぜして食べるとパサリとしたタイ米飯にタレが染み込んで、タイ米だけに”大変(タイへん)”美味だった。
(ダジャレの方は大して上手くなかった💦)


ペルシャ料理「クーチェ」

(HP等不明)

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午後6時を回り、辺りが暗くなってきた。
ランプは一層美しさを増す。

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そして夏の終わりの演奏会が始まった。

最初はペルシャの民族楽器と歌。
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言葉が分からないので歌詞は読みとれないが、その歌声には郷愁を感じた。


遠くに夜景を望む好ロケーション。

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お次は日本の楽器「尺八」
生で聞く尺八は以外にも大きな音が出る。
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途中で雨が強くなったが、パタパタとテントに落ちる雨音に紛れること無く、しっかりとメロディを里山に響かせていた。

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尺八は音域によって幾つかのサイズを使い分ける。
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尺八の後は”ディドゥリジュ”と言う長い竹でできた古楽器。

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低音で「ブォ~~~~~~。」という感じ。
大型船の警笛のような音だ。

最後はクリスタルボウル&クリスタルハープの優しい音色でまったり。

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夜景を望む里山。

瓢箪ランプの明かりのもとで奏でられた、楽器、歌声、虫の声、雨の音。
音と光の調和(ハーモニー)に感動を覚えた夜であった。


帰りは妻のアップテンポな運転に酔いしれながら、帰宅の途についた…💦


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おわり