こんにちは!

新たなコーナー始めちゃいました(笑)。まだ3投稿目やぞ?

このコーナーでは、振り返り感想では取り上げられなかったエロゲを供養したいと思います。つまり、ガッツリ書くには申し訳ない神ゲーやガッツリ書く気が起きない糞ゲーを紹介します。

点数とか評価はしますので安心(?)してね。

では、本編。

 

記念すべき第一回は『サクラノ詩』です!!

果たして神ゲーか糞ゲーかどっちかな?(知っとるやろ)

 

 

サクラノ詩   枕

全体:95点

シナリオ:S+  キャラ:A  曲:S  BGM:A  ボリューム:S  (C~S)

 

 

なんでSの上あんねん!と思ったそこのあなた!神ゲーだからですよ。差別化したいけどこれだけSにはできないので、しょうがないね。

 

最初から伏線だらけです。ミスリード、どんでん返しもあり、ニクイ構成。文章力は鬼です(笑)。もう美術趣味全開でわからないのにどんどん引き込まれていくんですよ!

この作品は宮沢賢治の「春と修羅」に被せて作られているのですが、この作品にあわせて「春と修羅」を作ったのでは?と錯覚してしまうほどの仕上がりです。

 

早口でしゃべってしまった……。まあ、とりあえずOP見よう。神曲だからね。作詞とシナリオは同じ人だから本編とめちゃくちゃ噛んでるんやで。ちなみにBGMはジムノペディがあったりと優秀。隙が無さすぎるでぇ。

 

実はこのゲームは2000年代に製作開始されているため、絵とか掛け合いが若干古めです。(そこがむしろ味という説も)

まあ、質が高いゲームは多少の欠点は味になるんですよ。逆のゲームはいいところあってもクサく見えるけど……

 

作中で「高尚そうに、重厚そうに見える作品は死んだ芸術だ」みたいなセリフがあったんですけど、筆者は「じゃあサクラノ詩死んでません?」って思いましたね。まあ、作品と鑑賞者の間にレベル差がありすぎるってことなんでしょうけど。

もしかして、最終章でわかりやすいハッピーエンドにしたのは、この差を埋めようとしたからだったりして……。

話自体はⅤ章で完結しているので、最終章つける必要ないんですよね。それでもまあまあな分量を割いたのは、何か意図があってのことなのでしょう。それが上記の理由なのか、はたまた次回作への伏線なのか。

 

最後に一言。シナリオゲーを求めるなら、この作品をやりましょう!

一生の財産になりますよ?