目を開けたら、知らない天井。
意識はボンヤリしてるのに、涙だけが勝手に出てきた。
「え、これ夢じゃないの?」って思いたかった。
けど、何本も点滴が刺さった腕、機械音。
「現実なんだ」って突きつけられる。
医師や看護師に「助かってよかったね」
って何度も言われた。
けど、正直に言えば、心の中はぐちゃぐちゃだった。
これからどうなるか分からない不安。
「助かった」けど、「元に戻れるの?」って。
笑えない日が続いた。
自分の人生が崩れた感覚だった。
息子はどうなるのか?
少し経って、看護師さんに夫に電話したいと伝えたら携帯を貸してくれた。
夫はすぐに出てくれた。
色々夫は話してくれたけど、私の頭の中はこの一言で頭がいっぱいだった
「私、死ぬの?」
怖かった。
でもこれを聞かなきゃ私はこの先どうしたらいいのかわからなかった。
「死ぬわけないだろ」
旦那さんは半信半疑の中
私に力強くそう言ってくれた。
その言葉が私を強くしてくれた。